医師の指示通り(薬は半減して、寝られるようだったら飲むのをやめてください)に服薬を終了したのが一昨日である

今週中にも薬は抜け切るので、線形に回復していく……とはならないのが、厄介なところである

 

昨晩、2か月半ぶりに馴染みのトレーニングジムに行った

新しい主治医からも「運動療法はあなたにとって一番効果があり、なおかつ科学的に最も根拠のあるものです」と言われているからだ

元から運動は(下手だが)嫌いではなかったので、ジムにはしばしば通っていたのだが、発病直前は身体が鉛のようだった

何をしても全く爽快感がなかったのだ

 

3か月前は余裕で上がった重量はもちろん上がらず、2つ下げて何とか、それでも手はプルプルと震える

ランニングもしたが、足に違和感が

散歩はしているが走るための筋肉はほとんど使っていなかった

息が切れるというよりは、身体がついていかない、という生まれて初めての体験だった

 

そして今日、朝起きてからは良かったのだが、読書と勉強をしていたら急激に気分が悪くなり、現在に至る

(それでも、専門書含めて数冊、1500ページ超を読めたのだが)

減薬の影響もあるのだが、単純に体力不足、それも老人並みだ

とても成人男性の体力ではない、下手したら幼稚園児未満かも

 

そもそも、仕事柄テレワークをはじめてはや3年、発病前からもともと体力は同年代よりもだいぶ低く、パートナーとの街歩きでも常に私の方が「ごめん、疲れた、ちょっと休んでいい?」だった

3~4時間も歩くとぐったり、すぐに横になってしまう

パートナーはよく歩く仕事とはいえ、本当に体力がないのだ

なのにそんなただでさえ体力がない人間が、2月の終わりから2ヶ月超、ほとんど寝たきりのような生活である

一日の大半を横になって過ごしていたのだから、筋力も体力も落ち切っているのは当然だろう

 

意欲は戻りつつあるのだが、単純に体力が戻っていない、だから気分が悪いということなのだろう

家族にも「体力の回復は、時間がかかるだろうね」とのありがたいコメントを頂いた

療養の日々は続く

しかしジムに行けたというのは大進歩だ、半月前ではとても想像できなかった、ましてや3月ではなおさらだ

 

やはりプロテイン(と高タンパク食)の効果はすごいと言わざるを得ない