タウシュベツ川橋梁②のつづき


駐車場から5分歩き

ひらけた場所に出てきたら絶景‼️



橋はどこ?と思ったら

橋の真上が目の前にあり


少し横にズレると

橋全体が見えたのでした〜。








下に降りてみると




長靴必須です。

道の駅で無料貸し出しもしていたけれど

我々は持参。







下に崩れている白い石は

今年になってから崩れたもののようです。



そもそもこの橋梁は何?


はい



このタウシュベツ川橋梁は



旧国鉄士幌線で使われていた

コンクリートアーチ橋。

長さ130m高さ10mの巨大な人工物。

1937年(昭和12年)に造られたもの。


うちの親が生まれる前

今から87年も前だ。



当時

建築資材をここまで持ってくるのに大変で

コストがかかるため

現地調達できるこの辺の石や砂などを使って

造ったそうだ。



確かに

我々の足元にゴロゴロとたくさんあった石が

敷き詰められていた。。




1955年

ダム建設で士幌線のルートが変わった後は

長年放置されていたけれど

夏頃から冬にかけて湖に沈み

また1月頃から橋が姿を現すことから

幻の橋として注目されるようになったんだ。







今目の前にある橋は

現地調達した石や砂で橋の形になっているだけ


それが今

自然の力で崩れ

また自然に還りゆく

これは

感動すると同時に

畏敬の念を抱かせる。。







人工物でも

景観にとけ込んでいる

調和している



数年後には崩れ

今のように見ることはできない貴重な橋だ。




アーチから望む景色




〜タウシュベツ川橋梁③おわり〜

④へつづく



④は橋の右側に降りた時の写真や動画です。

また違った姿が見られます。