私の本音⑤ 〜現在の次男〜 | 夢は心が育つ保育園園長

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思春期真っ只中の長男・"広汎性発達障害" 重度の判定を受けている次男の母の私は現役の保育士です!!

《"広汎性発達障害"(自閉スペクトラム症)の
 次男を持つ私の本音、ぶっちゃけます❣️》


現在11歳のめいたの姿です。


・7歳、リトミックで初めて
 「ドレミファソファミレ ドレミファソ~ 
     めいたはにぃが好きですよ!」
 とピアノに合わせて歌う。
 自分が歌うとみんなが喜んでくれるのだと
 知り、この頃からどんどん歌を歌いだす。

・歌いたい気持ちから、
 どんどん言葉が増える。

・今は、自分から
 「ドレミファソファミレ
     して下さい!お願いします」と
    お願いをする。
 ピアノに合わせて
 「ドレミファソファミレ 
 ドレミファソ~ 
 めいたはにぃが、ママが、
 ばあちゃんが、こっちゃんが、
 しほせんせが、好きですよ~」
    と歌う。

・この歌を「歌ってください」とお願い
 するのはその先生にだけ。
 できない状況にあってもパニックにならず、
 「にぃ、歌ってください」と兄に
 お願いする。
 どの人に何がお願いできるか区別が
 ついている。

・「しぶおんぷは タン・にぶおんぷは
     タ~ア♪」
 「はちぶおんぷは タ♬」とリズムの
 違いをわかって歌う。

・音程がしっかり取れている。

・出かけるときは予定を伝え、納得すると
「めいた、くつ履く。青い車、乗る」
 と言って、自分で準備をする。

・毎朝「めいた、学校?
 ピンポンさん(デイサービス)?」
「ママと一緒?(日曜日)」
 とその日の予定を聞いて確認
 しにくる。
   (自らその日の心積りをしている)

・してほしいことがあると、
「お茶 ください」
「牛乳入れてください。お願いします」
 と言葉で伝えてくる。

・兄がイライラしていたり落ち込ん
 でいると、
「にぃ、ドレミファ歌って!」    
 と言ったり
(歌うと笑顔になることがわかっている)、
 私が不安になったり落ち込んでいると
 「いつもがんばってるママ!
   いつもいっとーしょー(一等賞)
   ママに~♬」と『ママだいすき』
 の歌を歌いだす。
 
・私が大事な電話をしている時は、
 側で穏やかに絵本を見るなどして
 待っている。
 (大事な話とそうではない時とを
 感じ取っている)

・急遽私が仕事で家を出ないと行け
 ない時、
「ママ、今から大事なお話しをして
 きます。
 今からお仕事に行ってくるから、
 にぃ(兄)と待っていてね。」
 と説明すると、
「めいた、おうち。にぃ、いる」
「ママ、帰ってくるよ?
 (終わったら)」と私に確認した後、
「いい! ママ行く!」と
 送り出してくれる。

・音楽教室で何十冊とある絵本の中から、
 いつも必ず自分が好きな絵本を選んで
 出し、先生や私に「読んでください」と
 お願いをする。
 (その絵本は、めいたがお腹の中から
 リトミックで聴いていた絵本)

・出かける時に「めいた、靴履く。  
 ママ、これ(よく履いている靴)
 履きます!」と
 言って靴を出してくれる。

・どこかに行きたい時は、
 勝手に行くのではなく、
「ママ、行くー(一緒に来て)」
「〇〇行ってきます!」
 と言う。

・今のめいたの口癖は
「にぃ、すきすき~」
「ママ、すきよ~!だいすきよ~!」
「ありがと!」
「ばぁちゃん、かわいい~♡」



あの頃には
想像もできなかった姿です。




落ちるところまで落ちました。

何もかもを捨てようとしました。



だけどその時、
そんな私を丸ごと
受け止めてくれた人がいました。


側でずっと支えてもらいました。




人はいつでも変われること、
人生の師匠と子ども達が
人生をかけて教えてくれました。





今、メイタと二人でいる時間は
とても穏やかです。
心かの底から幸せだと感じます。


これが今の私の 本音 です。



だから今度は
私が受け止めます。





⑥へとつづく、、、