NHK-Eテレで5月に放送された
『“いるんだよ”って伝えたい~横浜特別支援学級の子どもたち』
という番組の録画をしてあって、今頃ですがようやく録画を見ることができました。

その内容はとても参考になるものでしたので、
もし特別支援学級に通っているお子さんを
お持ちの方がいらっしゃいましたら
ぜひご覧になって頂けたら良いのではないかと思います。
ちょうどこの内容をブログに書こうと思っていた矢先、
何と!再放送が今週22日(金)にやるようです!
前回見ていない方はぜひ!!

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259574/index.html

 

 

勇一郎くんという3年生の男の子は一般学級の子達と

打ち解けられず寂しい思いをしていて、

「いるんだよ!って気づいて欲しい」と言っていました。

 

1年生の時、普通級に在籍していた私の息子は

クラスの子達に無関心のようでも、

ちゃんとクラスのお友達の名前や顔を大半は覚えていましたが、
今の交流学級のクラスの子達の名前も顔も覚えられていません。
同じ空間に一緒にいてこそ、
どんな子なのかというのが分かるものですが
一緒に過ごす時間が少ない息子は
クラスの子が何て名前でどんな子かなんてほとんど知りません。
逆にクラスの子達も息子がどんな子なのかほとんど知らないと思います。

最近の息子はどこで覚えてきたのか?・・・学校かな?
「友達は宝物」「家族は大事」とよく言います。
私はその通りだと思いますが、
息子にとって友達と言える存在の子は果たしているのだろうか?

一緒に笑い合い、楽しめる存在の子が一人でもいいからいてくれたらいいなと思います。


また、きよらちゃんという6年生の女の子。
中学の進路にとても悩んでいる様子でした。
息子も同じように悩むのかもしれません。
6年生で人生の最初の選択とも取れる中学校での支援学級か通常学級か。

(中学校で支援級在籍だと普通高校進学が難しくなる為)

親として今からどう支えてあげるべきか?

何をしてあげられるだろうか?

とても考えさせられる番組でした。

 

横浜のこの学校のように、まずは学校が一番に動いて欲しいところですが、

実際はそれがなかなか難しいところ。

それならば、少々うるさいと思われても親が出て行って

学校側に訴えていかなければならないなと感じました。

 

これを私たち当事者だけではなく、

先生や保護者、とにかくたくさんの人にぜひ見て頂きたい番組です。