みなさん、こんにちは!

現役女子大生の成瀬咲くです。

 

 

普段、アメブロのランキングを見ていると、スピリチュアルなお話や本と関係ない話題ばかりが上位で、「みんなもっと知的な本を読めばいいのにな〜」と、ちょっとだけもったいなく感じています。

 

実は私、この作品を英語の原書で読んだんです。


冒頭のルーヴル美術館での捕物の下り(最初の3ページくらい)でフランス語のセリフが出てくるのですが、私、イタリア語も少しわかるので「あ、文字面を見たら完璧にイタリア語と同じじゃん!」って気づいて。

 

耳で聞くフランス語はチンプンカンプンでも、テキストなら問題なくスラスラ読めちゃう自分に、ちょっとだけニヤリとしちゃいました(笑)。

 

出所のわからない怪しい「宇宙の法則」に盲信するよりも、こういう現実の言語の繋がりや、歴史・芸術に隠された謎を解き明かす知的エンタメのほうが、何倍も脳に刺激をくれますよ!

 

今回は、そんな知的好奇心をビンビンに刺激してくれる世界的ベストセラー、ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』をご紹介します。

 

ざっくりあらすじ

 

物語は、パリのルーヴル美術館の館長が、奇妙な遺体となって発見されるところから始まります。

 

遺体には、レオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」を模したポーズや、謎の暗号が残されていました。


容疑者に仕立て上げられたハーバード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授は、館長の孫娘であり暗号解読官のソフィーとともに、フランス警察の追手を逃れながら暗号の解読に挑みます。

 

ダ・ヴィンチの名画「モナ・リザ」や「最後の晩餐」に隠されたメッセージを解き明かしていくうちに、二人はキリスト教の根底を揺るがす、人類史上最大の秘密(聖杯の謎)へとたどり着くことになります。

 


本文レビュー:現実の歴史と芸術が織りなす「真実」の罠

 

この作品の最大の魅力は、「私たちが信じている常識や歴史は、本当に正しいのか?」という強烈な問いかけにあります。

 

作中では、誰もが知るダ・ヴィンチの名画が、実はキリスト教が隠蔽してきた「女神信仰」や「キリストの血脈」を示す暗号だったという仮説が、圧倒的なリアリティで語られます。あまりに精巧なプロットなので、読んでいるうちに「これが世界の真実なのでは…」と錯覚してしまうほどです。

 

ですが、ここが重要なポイントです。

 

世の中には、こうした「隠された真実」を「スピリチュアルなチャネリング」や「宇宙からのメッセージ」として、さも自分が教祖であるかのように発信する人がたくさんいますよね。

 

でも、この小説を読めばわかります。

 

人間が作った緻密なフィクションや歴史のミステリーのほうが、出所のわからないスピリチュアルより遥かに論理的で、エンターテインメントとして美しいのです。

 

著者ダン・ブラウンは、膨大な歴史、美術、宗教の知識を積み上げてこの物語を構築しました。


根拠のないメッセージを鵜呑みにして「覚醒」した気分になるのではなく、こうした知的な芸術や歴史の事実に触れ、自分の頭で「何が真実か」を考察することこそが、本当の意味での「知性の覚醒」だと私は思います。

 

ウンベルト・エーコの『薔薇の名前』のような本格的な歴史ミステリーが好きな方はもちろん、普段あまり本を読まない方にも、ページをめくる手が止まらないスリルをぜひ味わってほしいです!

 

怪しげな「宇宙の引き寄せ」に時間を使うなら、まずはこの1冊を読んで、本物の知的なワクワクを体験してみませんか?

 

 

 

 

**********************************

 

【成瀬個人の宣伝】

 

私がnoteに収納している小説『めんこい座敷わらし咲く。』を8月にアメブロに移します。

 

現在29話ですが全50話完結になる予定です。


趣味でやっているのでもちろん無料です。

 

読んでくださいね。

 

移籍理由

 

 

 

あらすじ

 

 

 

第1話

 

 

最新話 (第29話)