自らを統治できぬ者に国土を統治できようはずもない | 期間限定?「あにぐだ」

期間限定?「あにぐだ」

ここ数年、とんとアニメに縁のなかった私さくろんが最近になって何故かアニメを見まくっているので、せっかくだから感想をぐだぐだと書こう、だもんで「あにぐだ」です。さていつまで続くやら(おい)

【十二国記】月の影 影の海十章 2着

「私は私だ!私は私でしかない!

やっと分かったんだ。私はただ私自身でいたい、と。
王であるとか海客とかそんなの関係ない!
遠くなんかない。楽俊の気持ちが遠ざかったんだ。
私と楽俊の間にはたかだか二歩の距離しかないじゃないか!」
「・・・違う」
「違う?」
「・・・オイラにゃ、三歩だ」


「そうですか?私にはあなたがあなた自身の王であるように見えない。
己を知っている者は、己が王に相応しいなどとは決して言わない」


陽子の信頼と楽俊の親愛。

それが二歩と三歩の会話に凝縮されている感じがした名場面でした。



その通りだ。だが、その行為を非難する資格は君にはない

【名探偵コナン】池のほとりの怪事件 4着


なんか、ものすごーく地味な事件でした(笑)

最近物騒な事件に配慮しているのか大人しい事件が多いですよね。

おかげで少年探偵団の出番が増えてるような。。



右に鞘を提げ、左で抜くように努めて何年も過ごした。
ようやく使い始めて気付いたことがある。私に防戦は似合わない!

【パンプキンシザーズ】そして甘い罠 2着

「実際、横領された金がまっとうに運用されても、
臣民の手元で反映されるのは麦が一粒増えるって程度かも知れねぇ。
けどよ、その一粒を口にできてたんなら、その一粒分の時間だけでも生きながらえてたんなら、
もうひと言、子供の声を聞けたんだ。そのひと言があれば立ち直れたのかも知れねぇ。
・・・てめぇが奪ったのはそういう粒だ。
計算してみろ。てめぇが遊んだ金で一体何粒の麦が買えたのか。・・・そういこった」


「ドレスの仇に少々意地悪をさせてもらった。貴様の評価ほど、私の人柄は真っすぐではないのだ」


「なぁ、若いの。あれが貴族なら・・・ワシは何に見える?」
「罪を犯した、ただの貴族だな」

「貴族に思いをぶつけに来たのに、これでは納得がいくまい。・・・来い、受け止めてやる!」


今回もオレルドの言葉が重いですよね。

一粒の重み、それを伝えるのにここまで心に届く言葉はなかなかありません。

そして、その一方であくまで自分に出来るやり方で不公平を正し続けるアリス。

まさにライトスタッフとはこのことでしょうか?