何かをやめるのもやり遂げるのも、成し遂げるという意味では同じなの。必要なものは行動と誠意 | 期間限定?「あにぐだ」

期間限定?「あにぐだ」

ここ数年、とんとアニメに縁のなかった私さくろんが最近になって何故かアニメを見まくっているので、せっかくだから感想をぐだぐだと書こう、だもんで「あにぐだ」です。さていつまで続くやら(おい)

【xxxHOLIC】タンデキ 3着

※台詞:ネットを止められない女性に言い含める侑子。やめる、という一見消極的な行為にも、自分で決めたという意志がなければ成立しないものなのです

☆ネット依存症というネタ自体は、精神的病理ものとして最近の一番のトレンドかも知れませんが、それだけに思い当たる節のある人が多い話でもあり、惹き付ける要素としては十分でしょう。ただ、残念なのは流れもオチも平凡だったことでしょうか。

 出だしで赤バットを購入、そしてネット依存症の友人宅へという流れは、どう考えてもパソコンをバットで壊すというオチへと結びつきます。逆算していくと、忠告→やめられず→強硬手段というパターンは見えてしまいます。

 そんな中、注目は最後のシーンです

「あんまり凄いことこっちがやっちゃうと、やられた方はそれに見合うお代を払わなければならない。今度は子供の椅子じゃ済まなくなる」

 という侑子の台詞の後で、子供に椅子がない事を指摘され、不意に笑顔になる母親の場面。

 ちょっと、とっさには判断しずらいですが、私はこう解釈しました。

「子供の椅子がないと困るよね」「じゃあ、新しい椅子を買わなきゃ」「そう、なくなって困るものは新しく買えばいい」「やっぱりパソコンがないと困るよね」「そうだ、新しく買えばいいんだ」・・・

 うーん、かなりブルーな解釈です(汗)


私、少し心配してたんです。もし、あの子が蛍一さんのことを好きだったら、きっと悲しい思いをさせてしまう・・・なんて私の思い上がりでしょうか?

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※台詞:いつも、笑顔を絶やさないベルダンディ。でも、蛍一に近付く女性が現れたとき、そして蛍一の視線の先がベルダンディから少しでも離れたとき、彼女は自分でも抑え切れない感情を持っていることに気付きます

☆まあ、結論から言えば、今週のラブラブをごちそうさま、というとこでしょうか?(笑)

 それを純粋に楽しめればいいのかも知れないですが、いかんせん視聴者も二人の間にいかなる障害があっても乗り越えると分かってますから、ストーリー的には盛り上がらないんですよね(汗)となると、それ以外のところでいかに話の波を作るか、という部分になるんですけど、それこそ難問です。。。

 今回のドタバタ劇もそれを感じさせる内容でした。


今度生まれかわってきた時は、日本の、おめぇの友達として生まれてぇだよ・・・

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※台詞:石松の友情に心を打たれるジェイル。ですが、彼は来世での再会を望みつつ静かに眼を閉じます。

☆催眠術に対し、自ら傷つけて正気に返るという王道ネタを臆面もなくやって許されるのが、車田作品のいいところでしょう(笑)とは言うものの、やっぱりベタだけで終わってしまった今回はちょっと退屈だった感じはしてしまいます。

 むしろここから次の手をどう繰り出すか、そこからの展開に期待がかかります