ちゃまは……


飲み込みグセがありまして


硬い牛皮ガムは
噛みちぎれず、飲み込むと危ないので
その端を私が持って与えていました。




あの日、
リボンのように結ばれた牛皮ガム。


一瞬。ホントに一瞬。
リモコンを触るのに手を離して
また振り返ったら……


半分以上残っていたはずのガムが
無い!跡形も無くなっていた。ガーン


え?嘘でしょ?
まさか飲み込んでないよね?
必死に周りを探せどガムは見当たらず…あせる


しかも私、簡単に飲み込めないように
あえて超小型犬サイズではなく
一回り大きい小型犬サイズを与えていて
半分と言っても結構な大きさで…ウキャー!



その後のちゃまは尻尾を下げて
部屋のすみにノロノロと移動し嘔吐。
そしてまた嘔吐。


ヤバイ!喉に詰まった??がくがく
それを恐れていたのだ!
呼吸を確認すると一応呼吸はしている。


嘔吐するちゃまに
「ガム、吐き出して!」と願ったけど
もう胃液しか出てこなかった。


何回か嘔吐した後、私のところに来て
助けを求めるかのように私を見上げた時
ちゃまの胴回りが風船のように
膨らんでいることに気付いた!ガーン


絶対おかしい!滝汗
すぐに病院に走った。
ここ(家を出る)まで大体5分くらい。


かかりつけの病院で事情を話すと
先生の顔がこわばって
「ガムはどれくらい残ってた?」
「飲み込んでからどれくらい経ってる?」
これを何回も聞いてきた。


時間はその時で15~20分ほど経っていた。


レントゲンを撮ると先生は
「ガムが喉で詰まって非常に危険な状態。
一生懸命呼吸しようとして
ガスがたまって体が膨らんでいる。
早急に内視鏡手術が必要。」


ということを言われた。


だけど、その病院には
内視鏡手術をする設備が無いってーえーん


隣の市の大きい病院を紹介された。


「このまますぐ行くことを勧めます!
先日も同じような仔が来たけど
飼い主さんが様子見してしまい
連れて来た時にはガムが食道に癒着して
打つ手がなく亡くなりましたから…。


なんてことも付け加えて。


んなこと言われなくても
もちろんすぐ連れて行くよーえーん


この時わたし、既に泣きまくりえーんえーん


「大丈夫ですよね?なきがお
思わずそう聞いちゃうんだけど


獣医師さんも受付の人も
「まだ打つ手がありますから。」
ってそれしか言ってくれなかった。


私があまりにも泣いちゃってるから
受付の人が心配して駐車場まで来て
「事故にならないように気を付けて」
「ふぁい。感涙
と答えながら隣の市の病院へ!車∑ササッ!!∑ササッ!!



《続く~》



*これ、ちゃまが3歳の時のお話ですニコニコ


今8歳で元気に…


寝てます。´艸`うふ