桜が満開の東京。
3月も残りわずかのこの日は、
私たちにとって特別な日になった。
娘の大学の卒業式。
私たちは、その門出を見届けようと、そして、29年近くに及んだ子育てが終わるその日を、娘の袴姿を見て自分たちの胸に納めようと、東京に向かった。
今から29年前、私たちの子育てがスタートした。
ある時期は、かなり悩んだこともあったが、振り返ってみると、とても楽しい子育てだった。
「自分でやってみる」
「自分で考えてみる」
少し難しいかもしれないけど…
失敗するかもしれないけど…
「やってみれば?」
私がよく言った言葉だ。
できないかもしれないこと、
失敗するかもしれないことを、
どうやったら上手くいくのか?
「考えてみれば?」
これも、よく言った言葉だ。
そして、一緒に考えた。
もちろん、うまくいかなかったこともあったが、できた時は、本人たちの自信に繋がった。
その積み重ねがあったからか、
我が家の子どもたちは、
「根拠がないけど、何かできそうな気がする」
と思うことが多いらしい。
小さい時から、そう育ってきたからか、大人になった息子と娘は、
親の環境から遥か彼方の、それぞれの世界に飛び込み、自分の選んだ道を歩いている。
親であるが、すごいな〜 たくましいな〜と素直に思う。
子育ては、自分たちだけでは決してできないことだった。
4人の祖父母をはじめ、息子と娘の恩師、そして我が家に集ったたくさんの大人たちに、育ててもらった。
感謝しかない。
もうすぐ4月。
息子は、今までとは少し違うことにチャレンジする。
そして娘は東京で社会人となる。
「子育て修了式」
ちょっぴり寂しいけど、がんばったかな私たち😊
これからも応援できる幸せを感じながら、咲き出した桜と共に、この春を楽しもうと思う。
