新年明けましておめでとうございます
今年も健康や食にまつわる
いろんなお話をお伝えしていきますので
楽しんでご覧ください
今回は日本人の食の原点、一汁三菜
一汁三菜は年末年始で増えてしまった体重を
戻すのにも効果的な食事なんですよ
薬膳の考え方と相通じています
日本人の主食である「ご飯」に、
「汁物」と3つの「菜(おかず)」
を組み合わせた献立
身体に必要な
エネルギーになるもの
体をつくるもの
体の調子を整えるもの
という3つの栄養素をバランスよく摂ることができます。
【三菜の基本のルール】
主菜(一品):タンパク質がメイン
副菜(二品):ビタミンやミネラル、食物繊維を多く含んだ野菜
主菜のタンパク質は血や筋肉を作り
副菜のビタミン、ミネラル、食物繊維は身体の調子を整えてくれる・・・
それぞれ違う役割を持った栄養素が含まれており
バランスよく組み合わせることが大切です。
ちょっとめんどくさいと思うかも
でもね、全部作ろうと思う必要はありません
主菜は卵や納豆、豆腐など簡単に食卓に出せるもので良いし、
副菜は時間のある時に作り置きしても良いんです。
きんぴらごぼうや切り干し大根の煮物、
ひじきの煮物など昔から食べられている、
日持ちのするものを作っておくのもオススメ
どうしてもできない
そんな時は味噌汁を具沢山にするのも良いですね。
豚汁はタンパク質も野菜も摂れるから
私は最高の薬膳スープとも呼んでいます
日本人は野菜不足が指摘されていて
厚生労働省では1日に350gの野菜を摂るよう推奨されています。
これにはじゃがいもやカボチャなど糖質を多く含むものは含まれていません。
味噌汁や副菜に意識的に野菜を入れるだけで良いので
一汁三菜は身体にとても優しい献立になります。
ほんの少しご飯の量を減らすだけでも自然と体調が整い
年末年始に乱れてしまった身体がスッキリするかもしれませんよ
毎食必ず一汁三菜である必要はありませんが、
一日のうち2食は、野菜をきちんと摂れる献立が理想的
特に朝ごはんは、眠った脳や体内の器官を目覚めさせると同時に
一日のエネルギーを得るための大切な食事
まずは明日の朝ごはんから一汁三菜をはじめてみましょう
予防医学&薬膳マイスター矢吹理子主宰
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