能登半島地震が起きてから1週間が過ぎました
いつもそうですが、震災が起きた場所の人たちは
言葉にならない助けを求めて必死なのに
権力のある立場の人たちはなにもしないでただ
新年会をワイワイやっている
結果として、被災者の自己責任といわんばかりです
政府の初動の対応にも問題があります
神戸の震災より規模が大きい地震なのに
当初の自衛隊派遣は1000人程度といいます。
東北大震災は8400人といいますから、
一刻を争う生死の境にあるひとたちを救うには少なすぎます
台湾の救援活動も断ったと聞きます。
このくらいで良いだろうという勝手な憶測は
震災に対する当事者意識がないのに等しいと思われても
仕方がありません
また、状況がわからないからこそ
少なくとも、政治家は被災の現状を真っ先に
見に来る必要もあれば、行動執行の実力もあるはずです
少なくとも、以前はこれほどひどい国ではなかったような
気がします。
思えば政府が国鉄の民営化を策略したときから
おかしくなっていたのかもしれません。
民営化は、結局、合理化という名のもとに
外国資本を取り入れやすくしたり
人口の少ない町や
少数者の居る過疎地などの利便性を排除し
その分
人口の多い地域のインフラをさらに近代化して
格差を拡大する政策に過ぎません
政府はそうやって強者のための政治を行ない
弱者は切り捨て
弱いものは自己責任だ、という
資本主義社会の悪いところばかり目についてしまいます
今回の能登地震の被災者の救助が遅れています
それは
そういった政府や国会議員たちの偏向した政策の
間違いを証明しています。
日本がおかしくなったのは
もっとさかのぼれば、戦後のアメリカ占領下に
日本の政治が置かれた時からかもしれません
それ以前の神風頼みの国民性かのかもしれない
弱者を切り捨てる政策ばかりを続けてきて
今後は、
誰が犠牲になるのかわかったものではありません
どうか良識ある国民が減らないことを
祈るしかありません