規則社会 | 蒼空のあかね雲

蒼空のあかね雲

詩や、日々思ったことを書きます。

政治家を必要とする国民大衆

彼らは

規則に縛られないと安心できない

だからこそ

政治家による統制が必要と感じる



どの政治家を選ぼうかという考えは

的外れだ


規則がないと

生きてはゆけないと感じる

自分自身の自信のなさ

他者に対する疑い深さが問題だ



ヒトは

その疑い深さから

同じ基準で判断する物差しを必要とする


ヒトを個性のある人間として理解するのが

難しいために

平等の名のもとに

評価する尺度を必要とする



そして

エゴである自分に都合の良い

物差しを作ろうとする

その手助けとなるのが

政治家だ



法律はなくてはならないものではない

すべてはヒトが

他者を心から信じられないことにある


平和憲法、私有財産制度 結婚制度、その時々の社会の

あらゆるルール

それらはその時代の権力者と

それを助長するエゴ集団によって

常に作り変えられる


それこそ不平等でなくて何なのだろう?



ヒトが心から

他者の個性を認め

信頼の輪を築くことができたら

政治家はいらない



そのときから世界は

自分自身への限りない信頼をもとに

他者への感謝と友愛の輪が

ひとりでに展開するだろう



規則などに縛られない

そんな社会こそ

本来の生き方であるのだから