叶わぬ期待思いのほか 変わらない人の心 日常に埋もれて 移りゆく気持ちの変化に 誰も応えてはくれない 何を期待していたのだろう? 独り 淋しさの頂に 向かってゆくわたしに もっと淋しさを もっと悲しみを もっと切なさを どこかで真に独りになることを恐れ どこかで独り ぼろぼろに傷つくことを恐れている 自分がそこに いる限り 本当のかなしみも 本当の愛も 決して見出すことは できないのかもしれない