最近のニュースには本当に心が痛みます。
「旭川市の中学生の自死事案」同じく、旭川の女性を橋から転落させて命を奪った事案、通園バスの中に置き去りんされ、亡くなった女児、
どれも心がえぐられるような思いがします。
私が許せないのは、「子どもたちへのわいせつ事案」が非常に多いことです。
学校の先生、児童福祉施設の職員、塾の講師、習い事の先生、など、大人の最も身勝手な欲望の犠牲になった子どもたちがいることです。
盗撮や住居侵入、不同意わいせつなど、犯罪として立件されている事件もあります。
一方で、被害者保護の観点から公にならない事案もあると聞きます。
日本でも、性犯罪歴があるかどうかを調べることができる制度ができました。
しかし、これは、公立学校の先生が対象になるだけであり、学習塾や習い事、スポーツクラブの指導者などは任意であるし、
対象から外れています。
これも大きな一歩と言えばいいかもしれませんが、現状では、有効な防止手段となるには不十分です。
犠牲になる子どもたちを出してはなりません。
このような行為は心の殺人にもなり得ることです。
人権上、犯罪を犯した人も罪を償い、社会に戻り、更生することは大切だと頭ではわかってはいます。
しかし、感情的には2度と子どもたちの前に立つことは許してはいけないと思いますし、重罪に処すべきだと思います。
また、防犯カメラの設置もやむを得ない現状だと思います。
道路に防犯カメラがちらほら設置され始めたとき、「プライバシーの侵害」や「監視社会じゃダメだ」などと批判も受けましたが、
犯罪の抑止や捜査の証拠保全、容疑者の迅速な逮捕につながるなど、批判よりも効果の方が断然大きかったために、
批判の声は小さくなりました。
私のところではつけられても全然構いません。
恥ずかしいことは何もしていないからです。
むしろ、保護者には見ていただいてもいいと思います。
この件で、学校内の教室や廊下などの防犯カメラをつけるというと、だれがそれをみるんだ。教員はそんな時間ないぞ。と言われます。
私は、いじめ防止や体罰、暴言、窃盗、不適切指導などを抑制するためにも、つけてもいいと個人的なは思っています。
このような可視化をし、被害が防止できるならメリットの方が大きいと思います。
確かに、抵抗があることかもしれませんが、すでに教室内で行われている授業の様子は、オンラインで自宅等でみることができ、
生徒だけでなく保護者も見ることができます。
もちろん、そのような動画をネットにあげたりすることは禁止すべきですが、ルールを守れば可能かと思います。
そして最大の「誰が見るか」に着いては、登録制で保護者がみんなで見られるようにしてもいいかと思います。
警察の取り調べも可視化されつつあります。
そうであれば思い切ってモデル校を作って試行してみる価値は大きいと思います。
「監視」ではなく、「見守り」や「事故防止」として活用するのが抵抗は少ないと思います。
今は少し乱暴な提案に感じられるかもしれませんが、一考の余地はあると思います。
一つ言えるのは、学校内や子どもと接する施設の大人の犠牲になる子どもを生んではいけないということです。