Google Chrome


まだ、つかっていませんが、

いろんな見方があるようですね。


すでにつかっている知人がいたら、

つかい心地をきいてみたいところです。




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080904-00000001-wvn-sci



Chrome の速さはどの程度?」比較テストの結果

9月4日12時0分配信 WIRED VISION


「Chromeの速さはどの程度?」比較テストの結果

写真: WIRED VISION


Google 社のブラウザー『Google Chrome 』はどのくらい速いかって? JavaScriptのパフォーマンスにこだわる(そして米Mozilla社の従業員でもある)John Resig氏が実施したいくつかのテスト結果を見ると、Chrome は確かに速いが、他のブラウザーを大きく引き離しているというわけでもないことがわかる。

Google 社がChrome を発表(日本語版記事)したときには、Chrome が目にも留まらぬ速さで競合ブラウザーを抜き去ることを示すベンチマークも含まれていた。Chrome が速いことは確かで、一夜にしてウェブを変えてしまったような印象さえ受ける。ただ、統計にはよくあることだが、どのベンチマークを信じるかによって結果は変わってくる。

Resig氏は、ライバルのブラウザー『Firefox』を開発している企業の従業員なので、このテスト結果は割り引いて受け止める方がいいかもしれない。それでも、Google 社が提示したグラフとは異なり、Resig氏によるグラフでは、1つのブラウザーが他のブラウザーより飛びぬけて速くなっているわけではない(明らかにのろい『Internet Explorer』は別だが)。

Resig氏によると、Google 社が使用した再帰処理の多いベンチマークでは、Chrome は非常にいい結果を出すという。

上記のテストはJavaScriptのみで、最近のウェブ・インターフェースの多くで基盤となっているDOM(文書オブジェクトモデル)操作を含んでいない。これをテストするために、Resig氏はMozilla社が作成したプロジェクト『Dromaeo』を使用した[上のグラフ]。ここでも、結果にバイアスがかかっている可能性を忘れないように。

やはりChrome が速いという結果が出ているが、同じレンダリングエンジン『WebKit』をベースとする『Safari』にトップの座を譲っている。

Firefoxの遅れはわずかで、特にFirefox 3.1に搭載される、JavaScriptの実行を高速化するツール『Tracemonkey』を入れると、その差は小さくなる。Resig氏は、TraceMonkeyは2ヵ月で開発されたが、Google のJavaScriptエンジン『V8』は2年の開発期間を要した点も指摘している。

確かにChrome は速いが、ものすごく速いというわけではない。現時点では、誰が出した統計も、それぞれの立場に合わせて少しばかりバイアスがかかっていると考えるのが無難だろう。たとえ米Microsoft社が、Internet Explorerがどのブラウザーよりも速いという独自のベンチマークを出してきたとしても、驚いてはいけない。まあ、たしかにちょっとは驚くが。

Chrome のリリースがもたらした最大の功績はおそらく、すべてのブラウザーが――もちろん、Microsoft社のInternet Explorerも含めて――現在のウェブ・アプリケーションの実行に必要な性能に注意を向けたことだろう。

最終更新:9月4日12時0分