うーやん役の飯田浩志です。
障がいのある男性を演じます。

今は毎日何をしていてもうーやんの事が頭から離れず、障がい者を演じることとは?という自問が続いています。

障がい者と一括りに言いますが、当たり前のことですが、みんな人として個性があり考えがありその人の掛け替えのない人生があります。

仕事で毎日、障がい者と言われる人と会いますが、みんな愛おしいです、一生懸命に日々を過ごしています。
恋愛もします。
反抗期もあります。
笑うし泣くし怒るし哀しむし。

障がいのある方って、あえて言うならば、この地球という世界に限り、何かしらの生きづらさを持っているのだと思います。それはこの世界の側に問題があってそれぞれの問題ではないのではと思います。

4本脚の椅子には安心して腰掛けられますが、3本脚の椅子には腰掛ける工夫や支えが必要です。
腰掛けづらさはあっても大丈夫なんです。
工夫や支えがあればいいんです。
3本脚の椅子もカッコイイんです。可愛いんです。

私は横浜桜座という障がいのある方と共に創る劇団を主宰しております。
その私が障がいのある方を演じます。仲間やそのご家族の方にお見せして恥ずかしくないものに、堂々と演じきりたいと思います。

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うーやん役
飯田浩志