世界の造船高が発表され、日本は前年に引き続いての世界1位となった。
折から先進国間の貿易量の増大、世界的な石油輸送需要の増大、ソ連の北米からの小麦大量買い付けなどによって世界の海運市況も活況を呈していることが背景。
日本の造船業も世界的なレベルに達し、高経済船の建造や、大型タンカーの建造など、高価値の造船において目覚しく数値を伸ばした。しかしながら一方で日本の海運業界は収益面での不振が続き、昭和39年に業界全体を6グループに再編成する海運集約を行うに至って、日本商船隊の経営基盤がようやく確立された。 |