後悔 | さくらとゆたかと太陽そしてあすかと共に

さくらとゆたかと太陽そしてあすかと共に

先住犬柴犬さくら4歳と元保護犬ゆたか1歳。
そして東日本大震災の被災犬「太陽」を家族に迎えました。柴犬三頭との毎日の生活を少しずつ綴りたいと思います。


 今日

フェイスブックで読んだ記事。

昔の私と重なった。


それは…私が高校3年生の時

友達の家で柴犬の仔犬が産まれた。

可愛くて可愛いくて

一匹もらって帰ってきた。



家に帰って母に

「あんた面倒みれるのむかっむかっ

「どうせ何にもしないでしょ!

   返してきなムキー」って言われ

「大丈夫だよ!ちゃんと面倒みる!」と

母を押し切って飼うことになった。

名前は「姫」ラブラブ



もちろん最初は世話をした。

可愛がった。

でも…半年後私は大学進学で東京に



「姫」の世話は結局、全て母



「ほらね、だから言わんこっちゃない

わかってたんだよ、こうなるの!」

当たり前だけど

母は ブツブツ言っていた。



東京に行った私は

忙しい学生生活で

「姫」の事を思いだすことも少なかった。


*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*





【FB転載】

私は大学卒業後、東京で就職。
地元の三重県から1人で出てきました。
 

東京に来たばかりは友達も少なく

常にホームシック状態で

毎日毎日実家に電話をしていました。
 

その中でも

やはりずっと思っていたのは

子供の頃からずっと一緒だった

愛犬のチロル。

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私がペットショップで一目惚れして

ワガママを言い続けて

買ってもらった犬でした。
 
いつどんな時でも隣にいて

私が辛い時や悲しい時も

ずっと側で優しく寄り添ってくれ

悲しい表情の時はペロペロと気遣う様に

舐めてくれたり…

辛い時は何も言わず

側でゴロンと寝そべりながら

上目遣いで心配そうに

見守ってくれていたチロル…。
 
実家での想い出には

必ず側にチロルがいてくれました。


いつも、お母さんに電話をしては

電話口にチロルを出してもらって

元気をもらう。
お母さんの話では、

私が上京してからは心なしか

チロルに元気が無くなってしまったそうです。
 

家の中だと全く動かなくなってしまった

チロルの健康を気にかけ、

外の庭にチロル専用の放し飼いに出来る

スペースと冷暖房付きの

犬小屋をこしらえ

家の中とはいつでも行き来が

できる様にしてあげたそうです。
 

しかし

それでもやはり元気が無くなったのは

私が居なくなってしまったからだと。
 
お母さんが驚いていたのは

不思議と私が電話越しに話しかけると

尻尾を目一杯振って喜んでいたという事。

 

しかし、上京してしばらくすると

こちらでも友達が出来

段々と生活に慣れ始め

実家に電話をする回数も

どんどん減ってしまいました。
 
その時は気付かないものですが

後にとてつもなく後悔をする事に。


上京して約一年が経った頃、

ある日実家から一本の電話が…。
 

仕事の昼休憩中だったので

用件だけ聞こうと急かすと

お母さんの口から悲しげな声とともに

「チロル死んじゃったよ。息しなくなっちゃったよ。」


私は、

全ての時が止まったのを覚えています。
昼休憩中賑わう社内食堂の中

呆然としました。
そして同時に今までチロルと過ごした日々が走馬灯のように回想しました…
 

仕事にも慣れ

こちらの生活に慣れ始めてから

気付けば一度も

実家に電話をしていませんでした。
 

チロルは、それから明らかに

元気が無くなっていったそうです…
お母さんが誰かと電話をする度に

私だと思いジッと見つめて

期待している様な

表情を浮かべていたそうです。
 

私は、心の中で何度も何度も謝りました。
 

その翌日からの週末休みを使って実家へ帰り、チロルの遺体を

ギュっと抱きしめて泣きました。

ずっと泣いて、ずっと抱きしめて謝りました。


そしてチロルのお墓を作った後

チロルの遺品を整理するために

犬小屋を隅に寄せようとした時です。
 
チロルの犬小屋には、

そこにあるはずの無いものが…

チロルの敷布団の下から出てきたのは、

私の部屋にあった写真や

私のアクセサリー。
 

写真は7枚もありました。

室内と外を自由に行き来していたため

おそらく部屋の中から

持ち出したのだと思います。
 

私は、これを手に取った瞬間

声を出して泣き崩れました。
 

チロルは

ずっと私のことを思ってくれていた。
チロルは

ずっと私のことを考えてくれていた。
 

そして

誰よりも一番に私のことを

応援してくれていた。


 

あなたには

大切な愛犬や大切な人はいませんか?
あなたには

忘れている大事なものはありませんか?
 

大事なものや

大事な人は失ってからでは遅いです。


隣にいる人、離れていても

愛する人を

     一番愛してあげて下さい。。






*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*


「姫」もしばらくして

病気になり

母が病院に連れて行った。

入院してそのまま病院で亡くなった。

動かなくなった姫を見て

私はただ、ただ後悔をした。



あの時の私は本当にひどかったね。

姫は私をどう思ってたんだろう…。

きっと、もっと散歩に行ったり

遊んでほしかったよね。

寂しかったね。

あきらめてたのだろうか。



今、後悔ばかり。 

姫…本当にごめんね。






そんな私が

また今…犬と一緒にいます

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大事な仔たち。
二度と同じ過ちはしない。

大事な物を大事にします。





もう後悔しないように。





行政収容をなくせば殺処分ゼロ GO!保護犬GO


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