皆様、お疲れ様でございますニコニコ

珍しくお昼近くなってからの更新です。

 

皆様は”初恋”というと、自分のどの時期(何歳)だったと思いますか?

 

私は幼稚園の頃、ナカジマカズノブ君という男の子のことを

異様に気に入って滝汗

毎日彼一色になり、園児同士での三角関係に胸を焦がしたり

普通の大人のような恋愛的感覚に身を投じておりました。

 

でも。

本当にずーーーーーーーーーーーーっと誰かを想うといった

ちゃんとした(?)恋はいつだったのだろう、と思い返すと……

中学校1年の秋以降となります。

 

ちなみに……

私は自分の書くモノの中に、恋愛的な要素を入れません。

ノンフィクションなので、もちろんそういった要素がある場合も

ありますが、そこは省いてきました。

 

フィクションで書いたとしても、やっぱり

恋や愛の部分は書かないだろうと思います。

 

売れようと思ったら恋愛や男と女のモヤモヤは必須要素だそうですが

私はそこを書きたくないので、書かないという

売れたくないんかい!というツッコミを受けつつも

書かないというポリシーがあります。

 

エンディングも必ずハッピーな読後感の良いお話を

書くというポリシーもあります。

 

さて、話を戻して……。

中1の時に好きだった人は、大学時代からネットでの再会を果たすまで

空白の時期がありますが、現在、交流があります。

 

でも、恋愛関係にならず、完全プラトニックな

勝手に美しい想い出の世界を構築して

ほぼSNS上だけの交流で継続している

貴重なおとぎ話のような関係を継続しています。

 

相手がどう思っているのかは分かりません爆  笑

私が ”そう思う”  ”そう思っているだけ”  という

勝手な世界観を構築しているのです。

 

料理が趣味の私ですが、生まれて初めて

手作りチョコを作って渡したのはその人で

以降、気に入った相手に手料理を振舞うという事に

無上の喜びを感じるようになりました。

そういうきっかけをくれた人でもあります。

 

絶対にそんなことは知らないだろうけれど爆  笑

 

ある年のバレンタインデー前後に

彼のSNSのコメント欄で、

彼のことを気に入っているであろう女性から

 

「手作りのチョコもらったりするんでしょ?」

 

という書き込みがあり

 

「そんなチョコ、全くもらったことなんてないですね~モテないんで」

 

と返信しているのを目撃。

 

内心……そっか、忘れちゃったかチーン

切ない気持ちになったりしました。

 

それがどこかチクチクと胸の端っこに刺さった棘となり

数年間、思い出してはチキチキと痛んだりしました。

 

そこから数年経過し、ある年のバレンタインデー付近に

LINEでメッセージのやり取りをすることがありました。

(諸事情があり、連絡網のような?そんなLINEのやり取りなのです)

 

胸の端っこの棘を取り去りたかった私は

 

「2月だね。あの日のこと、覚えてる?」

 

と、連絡網的な内容には関係のない

一見、意味不明なメッセージを送ってみました。

 

「覚えてるよ」

 

すぐに一言だけ返信が来たのでした。

 

 

これから先の未来に、彼に恋することはあり得ないし

恋愛したいとも思っていないし

ましてやデートしたいなんてまるで思わない相手なんだけれど

アップヒドい?爆  笑

 

このたった一言の返信で、私の本当の初恋はこれなんだな、と

心の底で静かに落ち着いたのでした。

 

プラトニックだからこそ。

大昔の拙い恋だからこそ。

時間が勝手に美しい化石を創り上げるように

あの時の不器用なガサガサのぶっきらぼうな私の恋は

変容を遂げて宝物になっているのです。

 

後にも先にも、あんなに一方的に

恋焦がれた経験はないかもしれません。

 

SNSで彼がお子さんのために作るお弁当や

厚焼き玉子や少し下手な野菜炒めなどの写真を
UPしたりしているのを、遠くから、心底「良かったな~」と

眺めています。

 

もし……ちゃんと付き合っていたら

終わった後に二度と思い出すこともなく

美しい想い出になどならず

アイツは地獄送りにしてやろう……と心底思うように

なっていただろうと思うのです。

 

数少ない私の美しい恋の記憶音譜

 

「覚えてるよ」

 

この一言の場面だけ切り取って、恋愛小説にしたいなぁなどと

夢想したりするのですニコニコ