どうも、さくらです。
過去の話の旬くん編の続きです。
過去の自分のコメントに、()で現在の自分がツッコミを入れていきます。
ちなみに、出てくる方のお名前は全て仮名です。
旬くん:私が社会人になってから初めての彼氏。結婚までカウントダウンだったはずが、、、
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同期の結婚式は、華やかで、幸せに溢れていて、こちらまで幸せな気持ちになった。
テーブルごとに男女が分かれていたので、私と旬くんは違うテーブルに座っていた。
私の隣に座っている同期の女の子と、美男美女の結婚式だねぇと、思わずうっとり溜息をつく。
「さくらのところは、どうするの?」
同期から、直球の質問が飛んできた。
「うーん、どうなんだろうねぇ。」
お茶を濁した答えしかできなかった。
(せっかくの幸せの場なので、「わぁ、できたらいいなぁ」って言えばよかったのに。その言葉でも、「結婚するよ」と言っている訳ではないんだし。)
実際に、旬くんとの会話で結婚の話は出てきていた。
電話の時も、「さくらと結婚できたら楽しそうだなぁ」とか、
今回の結婚式の準備で一緒にいる時も、「わぁ、結婚いいよねー。ね、さくら?」とか。
その度に、「うーん、どうかなぁ」という、曖昧な返事で応えていた。
(旬くんも勇気を振り絞ってるのに、なんだその態度は!)
理由は、旬くんがバイト生で正社員ではないから、というものではない。
理由は、今の私の仕事が楽しすぎたから。
(何!?社畜になるつもりなの!?)
もし、旬くんと結婚したら、旬くんの住んでいるところに引っ越すとなると、今の会社を辞めないといけないなんて、、、
その思いが、旬くんの言葉にポジティブに素直に応えられなかった。
(目を覚まして!旬くんはこの世に一人しかいないのよ!もし、会社続けたかったら、何か続ける手段があるかもよ!自分で勝手に早合点で決断しないで!)
結婚式の帰り道、旬くんと一緒に帰りながら、いい結婚式だったねぇと話をした。
「そういえば、同期の〇〇も、もうする結婚するんだって!」と旬くんが同席していた同期の最新情報を教えてくれた。
「ふーん」
(冷た!)
旬くんと結婚したくない訳ではない。
ただ、今じゃないと思った。 (じゃぁいつよ!)
今は、仕事で成果を出したい。 (結婚しても、出せるわ!)
結婚したら、色々なものを諦めないといけないんじゃないかな。 (得るものも多いはず!一体何を失いたくないの?)
そして、すぐそこに幸せが手に入ると思うと、そのことに怖気ついていた。
(でた!これが心の奥の本当の理由。こじらせ女子の究極です。)
そして、そんな中、旬くんがついにバイトから正社員となった。
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では、続きは次回に♪