母が亡くなる前
母の通帳を預かりました。
お父さんに渡すと使い込まれちゃうからって
私に…😅


母が貯めた大切なお金は
父のためにどんどん減ってしまった。
母が貯めて父が果てしなく使う
そんな感じでした。
そんな私も母にはずいぶん甘えました…。


たいした恩返しもできないまま
申し訳なく思います。


それなのに母は
亡くなる間近の頃
自分が私の負担になっていないか
心のなかで密やかに
心配していたようです。


そんな風に思ってくれる人がいて
私は幸せです。


そんな母が少ないお給料の中から
毎月見慣れない名前の女性に
三万円、必ず送金していました。


母にはお母さんが二人いました。
子供の頃におじいちゃんが離婚して
新しいお母さんと再婚したそうです。
新しいお母さんが私が知っている母方のおばあちゃんです。


元気だったおばあちゃんは母が亡くなったすぐあとに
大往生で亡くなりました。


本当のお母さん
私とも血の繋がっているおばあちゃんとは
母が5、60代の頃やっと再会しています。
癌で闘病中と言うことで
私も一緒に会いに行きました。


相当複雑だったみたいです。


お母さんが毎月送金していた女性は
本当のおばあちゃんだったのかも
昔に聞いたことのある名前と
通帳の名前が一致しました。


でもその事に気がついたのは
つい最近のことです。
お金は引き下ろしていましたが
通帳の整理をしていて…
今まで辛くてちゃんと見られなかったから。


涙が出ました。


子供の頃
たくさんの兄妹がいて
長女だった母は
その複雑な環境のなかで
あまり甘えられなかったようです。


1枚だけある
母の幼少期の写真。
ぬいぐるみを手に泣いている写真でした(笑)











私はちゃんと受けとることができました。
母の愛✨

ちょっとまわり道したけれど…