今日は少し切ないお話。
グループホームは認知症のために1人で暮らすことが難しくなった人たちが共同生活を送るところです。グループホームにいらっしゃる方のほとんどが本人が自発的に、ではなく、家族が説得していらっしゃいます。
もちろん、われわれスタッフは住人さんたちが快適で楽しく過ごせるよう日々、心を砕いているのですが、それでもやはりご家族と離れている寂しさや、家がいいという気持ちを超える快適さや楽しさを提供することはできません。
さくらやの住人さんもよく、「今度はいつ(家族が)会いに来てくれるのだろう」とか、「そろそろ家に帰ります」とおっしゃいます。
ある住人さんは90歳を超えているのですが、毎朝、「今日は迎えにきてくれるから」と布団からタンスから全部荷造りしてテラスに1人で運び出してしまいます(この住人さんは以下、ヤマトさん)。身体も小柄なヤマトさんのどこにそんな力があるのかしら??とよくスタッフで話ているのですが、家が恋しいという想いの為せる業でしょうか。荷物を運びだして、家族を待つヤマトさんの姿を見ると少し切なくなります。

でも、ヤマトさんも一日中、まだか、まだかと家族を待ってるわけでもなく(*´-`)
さくらやでお友達ができて、ホールで大笑いしながらお話していたり、みんなに食べてもらうんだと、得意のおはぎを作ったり、結構、充実した日々をお過ごしですウインク

もちろん、我が家が1番なのは変わりませんが、さくらやの暮らしも悪くないって住人さんみんなが思ってくれるように、我々スタッフは日々頑張りますよ照れ照れ

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ヤマトさんのご家族が昨日会いにきて、皆さんにと差し入れてくださった、ちりめんじゃこと、手作り辛子酢味噌❤️おいしく、いただきますラブ

グループホームさくらや HP

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