イギリスの皆様、おめでとうございます!
ウィリアム王子とケイトさんの挙式まで、3時間。
30年前のダイアナ妃のご成婚の映像が何度も流れているようですが、ダイアナ妃は若くてお顔がふっくら、ウェディングドレスの胸元はフリルで飾られ、きれいなお嫁さん!というよりも可愛らしいお姫様という印象。
ケイトさんは29歳で、とても美人、横顔と白くてきれいな歯並びに見惚れてしまいます!
美しい花嫁姿でしょうね~
ウェディングドレスとブーケが楽しみです!
民間からの王室入りということでも注目されています。
ウィリアム王子は多感な年頃に、ご両親の不仲、離婚、母親との死別を経験しているから。
ケイトさんとは学生時代から愛を育まれ、王室への理解を深めてもらうために十分な時間をかけてきたと思うから。
幸せな結婚生活を送られると思います。
そう願います!
日本からの結婚式出席者は、皇太子殿下が辞退されたことで、招待状が届いた方が他にいらっしゃるとしても、どなたも出席しないかもしれませんね。
私個人としてはできれば、皇太子殿下はイギリス訪問して頂きたかったです。
震災から四十九日という一つの区切りを迎えました。
日本を代表して、英王室へ祝福と、イギリス政府と国民に震災支援のお礼を伝えてほしかった…!
お二人に幸多かれ、とお祈りいたします!
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朝日新聞(4月29日)
天声人語
英国のウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんがきょう結婚式を挙げる。慶事の記事を読みながら皇后陛下の詠まれた歌が胸に浮かんだ。〈かの時に我がとらざりし分去(わかさ)れの片への道はいづこ行きけむ〉。戦後50年が過ぎた年の一首である。
つたない解釈を加えるなら、「あの時に選ぶことのなかった分かれ道の片方は、どこへ通じていたことでしょう」となろうか。人生一般の感慨とも読めるが、民間から皇室に入られた皇后さまの作と思えば、味わいはひとしお深い。
ケイトさんも「庶民の王室入り」で、英国内は祝福の声がしきりだという。今も階級意識の強いお国柄だけに格好の話題らしい。報道は過熱ぎみ、経済効果の試算は840億円と聞いて、半世紀前のミッチーブームを重ね合わせる方もおられよう。
1993年の6月のこと、欧州取材の機上で隣席の英国紳士に「日本から?」と聞かれた。イエスと言うと「おめでとう」と握手をされた。戸惑っていると「ロイヤルウェディングだよ」。皇太子さま、雅子さまを祝してくれたのだった。
自国、他国を問わず、英国人は「王室ずき」だ。総批評家と言われ目は肥えている。喝采がブーイングに変わりやすいのが、かの王室の宿命らしい。新婦には、甘いばかりのシンデレラ物語ではない。
人は誰も、ありえたかも知れない別の人生を「分去れ」のかなたに見送って歩んでいく。ケイトさんもまたしかり。王子と2人、手を携え合う前途を、遠くより祝福申し上げる。
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