年度内最終活動日、水路整備や外来種除草、除伐等、沢山の整備を進めました。子供たちは自然で遊ぶ達人ぶりを発揮していました。

本日の焼き芋のお芋たちがスタンバッています

ベテランメンバーが腕によりをかけて焼いてくれています

田んぼにはアズマヒキガエルの卵塊が沢山!例年より2週間以上遅れています

アズマヒキガエル(ヒキガエル科)成体も2匹見つかりました!脱走中。。

そっと持ってみました(毒があるので触ったら手を洗いましょう)

どアップ!眠そうです。水辺で産卵を終えたカエル達は普段暮らしている森に帰るのですが、見つかってしまって迷惑そうです。。

卵塊も触ってみました!ゼラチン質の卵塊の中には1000以上の卵が入っていて、でも大人になれる確率は1%にも満たないとのこと

子供たちはノリノリで何を探しているのかと思ったら

クズかと思ったのですが、カラスウリ(ウリ科、雌雄異株)の塊根だそうです、ツルの先が地面に垂れて塊根を作ったりもするとのこと。デンプンからは「天花粉」というあせもに効く薬を作ったそうです

切って独特の匂いを嗅いでみたり。。

こちらはアカメガシワの材を利用してモルック(Molkky)作り!

フィンランドの伝統的なゲームを元にしたスポーツです、素朴で可愛い!

アズマネザサ製の弓矢はどんどん上達しています

一方、大人はしっかり働きました、伊藤園水路の続きを掘り進め。。

U字溝の蓋がどんどん開いて完成形のイメージがつかめてきました!

入り口階段清掃や

中段南の谷戸の危険木が倒れてくれたエリアでは、湧き水を多様性に有効活用できるように整備を続けています

除伐や埋もれた材を整理し水の流れを確保しました

トキワツユクサ(ツユクサ科、外来種)の除草も根気よく続けています

トキワツユクサの除草作業により守られているニリンソウ(キンポウゲ科)が芽吹き

イノデ(オシダ科)もお目ざめ

カンスゲ(カヤツリグサ科)は花火のように咲いています

フキ(キク科、雌雄異株、ふきのとう)雄花と雌花があり、こちらは雄花で少し黄色っぽく味も違うのだそう

ヤブツバキ(ツバキ科)も満開!

春の足音を聞きながら、良く働き、良く遊んだ一日となりました。皆様お疲れ様でした!
沢山の出会いと別れを経験する緑地ですが、この日も熱心に参加されていたファミリーとのお別れがあり、寂しい限りです。この緑地で過ごしたお子様たちの健やかな成長をお祈りするとともに、これからも自然の楽しさ、大切さを伝えてゆくことができるようがんばりましょう!