良く晴れ暑い位の気候となりましたが、草刈りや除伐などを実施しました。
（※少々閲覧注意の虫の写真があります）
皆ヘルメットを被って作業説明、鬱蒼としている入り口付近の除伐です
近接作業注意、上下作業注意で進めます
伐倒する時にはひと声掛けて周囲の人に退避してもらいましょう
小さな子もがんばります
アオキ、シロダモ、ヤツデ等の常緑樹をメインに伐ります
伐ったら細かくばらして集積します
枝を落として出来るだけ細かくばらすと早く土に還ります
After：陽が当たる斜面に何か面白い植物が生えてくるかもしれません！
階段の清掃や
径路の草刈り
一方、田んぼでは。。
藻（アオミドロ）が一杯で田植えには邪魔なのですが、この藻の中を好むイキモノもいます
藻をそっと畦に寄せると、ヤゴ達が沢山出てきました。こちらはアキアカネ（トンボ科）です、卵越冬なのでこの春に孵化し、トンボになると夏の間は山の方へ旅立ちます
アズマヒキガエルの幼体もまだ付近にいます
今日の虫とりは？
アオスジアゲハ（アゲハチョウ科）の幼虫の食草はシロダモ、ヤブニッケイ等のクスノキ科
アゲハチョウ（アゲハチョウ科、ナミアゲハ）の幼虫の食草はサンンショウ等のミカン科
ツマグロヒョウモン（タテハチョウ科、オス）の幼虫の食草はスミレ科ですが、温暖化の影響で関東でも見られるようになったとのこと
ヒメジャノメ（タテハチョウ科）幼虫の食草はアズマネザサやチヂミザサ等のイネ科
いつもふわりと優雅なコミスジ（タテハチョウ科）の幼虫の食草はクズやフジ等のマメ科
テントウムシシリーズ、アブラムシのいるところにはナナホシテントウ（テントウムシ科）がいます、成虫も幼虫もアブラムシを食べる肉食で、ニンゲン目線では益虫になります
トホシテントウ（テントウムシ科）は成虫も幼虫もカラスウリやアマチャヅルを食べる草食で、ニンゲン目線では害虫扱いです
こちらはナミテントウ（テントウムシ科）の幼虫、やはりアブラムシを食べる肉食です
こちらはアカホシテントウ（テントウムシ科）の蛹！らしい。。カイガラムシを食べるので益虫扱いです
クモシリーズ、黄緑色の綺麗なクモや
大きな存在感たっぷりのクモ！
「蜘蛛の子を散らすように」を体験したり。。
白い花シリーズ、ドクダミ（ドクダミ科）が咲いてきました
先進むと黄色に変わるので金銀花とも呼ばれるスイカズラ（スイカズラ科）甘～い香りです♪
除草対象のトキワツユクサ（ツユクサ科）もまだしぶとく林縁部に残って満開です
サイハイラン（ラン科）は微妙に蕾でした。。咲くと薄いピンク色です
赤い実シリーズ、ヘビイチゴ（バラ科）
クサイチゴ（バラ科）
オヤブジラミ（セリ科）の実はひっつきむしで服などについてきます
ニワトコ（ガマズミ科、レンプクソウ科）の果実は鳥に人気です
キクラゲ（キクラゲ科）パリパリに乾燥していますが水分でプリプリになります
沢山のイキモノに囲まれながら沢山の作業が進みました、皆様お疲れ様でした！暖かくなり、いろいろな虫達が動き出していることが分かりました。
今年は育苗の都合で田植えは6/15（土）に実施予定です。皆様の苗がすくすく育ちますように。。