お天気に恵まれ、予定通り、かながわトラストみどり財団主催のイベント「桜ケ丘緑地で虫取り大会」が開催されました。講師は自然体験教育研究会、NEES代表、「モリゾー・キッコロ森へ行こうよ!(NHK Eテレ)」等、多方面でご活躍の”森の遊び人” 山田陽治氏です。
虫とりスタート!何がとれるかな?
田んぼはトンボが飛び交っているので人気です
みんながんばれ!
やる気がみなぎっていて頼もしい。。
草むらではバッタ類やカマキリ等が狙い目です
捕まえたら虫かごに入れてキープ
ゆっくりマイペースで探してみよう
何か見つけた!?
水辺のイキモノにも興味深々です
捕まえた虫は先生に教えてもらおう!
講師の助手の方達が食草のエノキ付近でタマムシを狙ってくれています、緑色の網はタマムシが捕れやすいのだそう
オオシオカラトンボ(トンボ科、オス)げっと!緑地で一番多くみられるトンボです
シオカラトンボ(トンボ科、オス)は目の色や翅の付け根の色や尾の先等でオオシオカラトンボと見分けます
アゲハチョウ(アゲハチョウ科、ナミアゲハ)この持ち方が優しいのだそう
コミスジ(タテハチョウ科)は沢山飛んでいました
帽子に止まったアオバハゴロモ(アオバハゴロモ科)
ずらりと並んだ容器にげっとした昆虫たちがキープされています
いよいよ講評です!
オオシオカラトンボ(トンボ科、オス)生きたまま標本のようにケースに収まっています。。
ショウジョウトンボ(トンボ科、オス)
アカボシゴマダラ(タテハチョウ科、外来種)幼虫の食草はエノキ
ナガサキアゲハ(アゲハチョウ科、オス)幼虫の食草はサンショウやカラスザンショウ等
裏面には赤い模様があります、黒っぽいアゲハは太陽の熱を受けやすいので日陰を好むとのこと
ヤマトシジミ(シジミチョウ科)幼虫の食草はカタバミ
ちょっとボロボロなヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科)幼虫の食草はイネ科やカヤツリグサ科
チョウの翅の鱗粉が水をはじく様子を実演中。。鱗粉が取れないように翅を持たずに胴体をそっと持つと優しいのだそう
アオドウガネ(コガネムシ科)
マメコガネ(コガネムシ科)も沢山見られます 
オオカマキリ(カマキリ科)の幼虫
イナゴsp.(バッタ科)の幼虫
ヒシバッタ(ヒシバッタ科)ひし形なので分かりやすい
ヒシバッタは寸づまりな体型ですね。。
ヨツスジトラカミキリ(カミキリムシ科)
アオマツムシの幼虫?(マツムシ科)※名前をメモるのを忘れましたスミマセン
ハチの仲間※名前をメモるのを忘れましたスミマセン
水生生物の部は、オオシオカラトンボ(トンボ科)の幼虫や
カワニナ(カワニナ科)はホタルの餌になります
モノアラガイ(モノアラガイ科)
アブラゼミ(セミ科)の抜け殻、触覚が毛深く3節目が2節目より大きく長いことがミンミンゼミとの見分けポイントだそう
ニホントカゲ(トカゲ科)
今回の募金の景品は小田原産の杉と桧の材を使用したポストカードです
左から桧、杉、紙石鹸とお洒落なセットになっています
沢山の昆虫やイキモノ達がみつかり、大変楽しく充実した観察会となりました。暑い中、遠方から多くのご参加をいただき、ありがとうございました!トラスト緑地の保全の意義を感じていただけましたら幸いです。今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
かながわトラストみどり財団
3つの支援方法のページ
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