世界地図を広げた次は、広域地図です。
神奈川県、横浜市、そして保土ケ谷区と見ていくと、また新たな視点が・・・。
現在横浜市の緑被率は、平成21年で、市全体では29.8%、区では31.1%となっています。
(第89回横浜市統計書による)
横浜市のHPによると、 平成22年1月1日現在の横浜市の人口は3,672,789人
市の面積は約4356万㎡
と、いうことは
緑地は1298万 ㎡
一人当たり3.5㎡しかありません。畳でいうと2帖分ですね。
桜ヶ丘緑地は1.2haあります。
つまり12,000㎡あるとういことは
横浜市民340人分の緑地ということになります。
ところで、人間一人の二酸化炭素排出量はどのくらいかご存知ですか?
日本の場合年間2.74tだそうです。(大阪府環境技術情報より)
ここからはちょっと乱暴な計算ですが、
1haの森が1年に吸収する二酸化炭素は大雑把にいって1t。
ということは、今の生活をしている限り、
人間一人に対して森2~3haは必要と言うことになります。
わ~!!全然足りていませんね。
それも健康に育った森林の場合というコメント付での話です。
森林の二酸化炭素の吸収量については一口ではいえない部分があるので
あくまでもだいだいの話ですが、それにしても
「今ある緑、大事にしなくっちゃ!」という気持ちになりませんか?