稲を刈った後の田んぼも、すべての活動を休止しているわけではなく、日ごとにその姿を変えています。
1号田は水面がいちめんの緑になっていました。

よく見ると小さな小さな葉っぱの集まりです。浮き草かと思ったら、糸のように細い繊細な茎で、ちゃんと田んぼの底に根を張っていました。
2号田です。刈り取った稲の茎から、新しい葉が伸びています。

ほどっ子水田でも刈り取り跡から、葉が伸びています。
写真では水が抜いてありますが、今朝まで水が張ってありました。

素晴らしい生命力ですね。刈った脇から芽を出しているのがわかるでしょうか?
さくらっ子水田です。

レンゲの種を蒔いたはずが、クレソン畑になりつつあります。その他緑に芽吹いているのも、残念ながらレンゲではなく雑草類です。雑草に負けないで、春にレンゲが芽を出すでしょうか?
※昔は田んぼの後にレンゲを播き、春に鋤きこんで肥料にしたと聞きました。
豆科なので、チッソを固定する根粒菌が根に着生しますので、立派な緑肥になるのだそうです。最近また積極的に田んぼにレンゲを蒔いて、肥料にしようという運動が増えてきているようです。
※追記
芽吹いているのは雑草と書きましたが、「もしかしたらレンゲでは?」という報告をもらいました。もう少し伸びて本葉になったら今一度確認してみようと思います。「レンゲかも」と思うと楽しみです!
星の子水田です。さくらっ子水田と同じく、いっせいに雑草類が芽吹いています。
水がはってあるなしで、こんなにも様相が変わるのですね。

皆様是非、トラスト緑地に観察に来てみてください。
