収穫が終わって、干した稲もすっかり乾いて脱穀を待つばかりとなっていると思います。
各学校の稲はもう、脱穀はすみましたでしょうか?
毎年、脱穀と籾摺りは根気のいる仕事です。
まず、ブルーシートを広げ、その上にボールや洗い桶を置き、器の上で割り箸を使い、稲からモミをしごいて脱穀します。
割り箸は割らないで、そのまま使ってくださいね。
バケツ稲を紹介したHPなどでは、「割り箸を輪ゴムで縛って」と書いてあるものもありますが、面倒なのでそのままで使っています。
以前に、千歯こきを検討したこともありますが、結局、トラストの稲のように、稲一本に対して実の詰まったもみが少ない場合は、割り箸の方が効率が良いという結論になりました。
稲からはずしたモミは、今度はすり鉢に入れて野球のボールでやさしく摺ります。
籾殻がおおよそ外れたら、高いところからこぼし、団扇であおいで籾殻を飛ばします。
結局、最後の方は手でより分けることになるのですが・・・。
また、自宅で白米に混ぜて食べる程度でしたら、ある程度の時点で一粒ずつ手でむいたほうが早いかもしれません。
ここまで出来たら、我が家などはもう、白米に混ぜて炊いてしまいます。
よく、ビンなどに入れて棒でつくといいますが、これもなかなか根気が必要で、食い気の勝っている我が家ではとても待っていられません。
いずれにしろ、のんびりみんなでおしゃべりなどしながら作業するのがいいと思います。
どうぞ、お試しください。