思いを繋ぐという事 僕らの役割 | ちいさなクルマ屋のでっかい夢

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大阪の南の方にある泉大津市で、クルマ屋やってます。ちいさな会社ですが、買取、板金塗装、港湾地区での作業、貿易も少しやってます。
自宅ではふたりの可愛い娘の父親です。

先日、僕が信頼し尊敬もしている、同業者であるK社長のお客さんの思いに触れる事があり、改めて自分が「何のために」仕事をしているのか、って考える機会がありました。

このブログを読んで頂いている方の中には既にご存知の方も多いとは思いますが、「思いを繋ぐ」事の大切さを再認識です。

当たり前の事ですが、お客さんは愛車を手放す時、その車にまつわる思い出も手放すような感覚になります。そういう意味では、車は単なる「モノ」ではありません。

だから、個人のお客さんと廃車のお話をするときも、僕はお客さんに「スクラップ」っていう言葉は使わず、「リサイクル」って言っています。

部品取りの時は臓器提供みたいなもので、元気な部品が必要な場所でまた活躍するんですよ、ってお話します。

 

数年前(といっても2年前)事故車買取の現場で、他社の若い営業さんと同時査定をした時に、彼が女性のお客さんに対して、「この車はズバッと切って、ハーフカットして輸出するんですよ!うちはそれを自社でやるから高価買取です」ってドヤ顔で話していて、あまりに腹が立って、お客さんが居るのも承知で、本気で説教してしまったことがあります(僕の行動も正しくはない。。。)

 

お客さんの思いを繋ぎたい、お車を次の活躍の場に繋ぎたい、という思いで、僕たちは買取のブランドを「タイロッド」って名前にしたのです。(タイロッドっていうのは、車の足回りの繋ぎ部品です。僕らがそのようにありたいって思いです

ただ問題は、お客さんに電話で「パイロット?」って言われちゃいます。

違いますよ~びっくり

 

で、いよいよ年末の忙しさも佳境を迎えています。

工場では新たにアコードツアラーの板金を開始。年内完了に向かって全力で進めていきます。

真剣な後ろ姿をパチリ。本人は気付いていませんでした。

 

9月の台風被害車両の、フェラーリF430の冠水車両のメンテもゴールが見えてきました。

相当な手間の作業を進めてくれているスタッフには感謝です。

元はこんな状態でしたが、完成したらアップしてスタッフの頑張りを見て頂きたいと思っています。

それにしてもすごい車ですね。F430はやはり凄い迫力ですびっくり

 

明日は仲良しの陸送会社の社長と忘年会。

まずはゴルフクラブの持ち方、教えてあげなければ!笑い泣き