昨日は、被爆体験者の証言の会に行ってきました。本やテレビで知ることはあったけれど、被爆された方から直接聞いたことはなかったです。被爆者の高齢化が進んでいるため、体験を聞ける機会も少なくなってしまうと思い、参加を申し込みました。
車で行くため、駐車場の空き状況をネットで見たのですが、混雑しているところと満車のところとあり、大丈夫かな
かなり早めに家を出ることにしました。着いてみるとやっぱり車の大行列でしたが、30分ぐらい並んで無事停めることができました
夏休みだし、繁華街だからイベントもやってたし、近くに市民プールはあるしで、とにかく人や車が多かったです。そして、暑かったです
駐車場から会場まで、徒歩10分もかからないぐらいなのに汗だくになりました。
会場へは一番乗りで、最前列の席に座りました。
証言されたのは94歳の女性の方でした。とても94歳には見えない、若々しい方で、話し方もとてもしっかりとされていました。
原爆投下前後のお話もされ、当時の街の様子など知ることができました。高校1年生だったその方は、学徒動員で工場勤務をされていて、建物が丈夫だったおかげで原爆の直接の被害はほとんど受けず、でも建物の割れたガラスが頭に刺さる怪我をされたそうです。
そして、建物疎開に行っていた下級生が原爆の被害に遭い、全身やけどの状態で次々と亡くなられたそうです。学校に集まっていたけれど、医薬品もなく、治療は何もできず、古い食用油を体に塗るだけ。そのうち、やけどの部分にうじが湧いてきて、うじが動くと痛いため、その方たち軽傷の女学生たちが、やけどした下級生の体からうじを割り箸で取ってあげたそうです。
次々亡くなっていく下級生を校庭に穴を掘り、火葬にしたそうです。可哀想でしたと言われました。本当に酷いことだと思いました。
その当時の様子を思い浮かべながら、お話を聞かせてもらいました。とても貴重な体験ができて、参加してよかったと思いました。
戦争、核兵器は絶対にだめです。
世界が平和になりますように。