30代後半のころ、何か仕事しなくちゃ、と思い立った。軽躁の時期だったんだろう。
ハローワークに通い、職業訓練のチラシを目にした。
「ホームヘルパー2級(今は介護職員初任者研修)」
「移動支援従業者養成研修 全身性課程」
「同行援護従業者養成研修」
の資格を取得できるとある。
さらに、毎月10万円の給付金制度があると書かれていた。
でも、私の場合、世帯で一定の収入があるためもらえないと分かった。残念
講座は無料で受けられる
申し込むにあたって、履歴書や職務経歴書を提出する。さらに、なぜこの訓練を選んだかの志望理由、訓練後にどう就職活動を行うかなど、いろいろ書くものもある。ハローワークの人と相談しながら記入した。
書類選考で合格
次は実際の訓練先の職員による面接がある。
久しぶりの面接で、とても緊張した
晴れて合格
約30名の老若男女が集まり、3か月の講座がスタート。
家から原付で片道30分。雨の日も頑張って通った。
座学以外に、グループで実技もある。お互いを介助しあったり、車椅子の操作を覚えたり。
実際に介護施設へ行っての実習もあった。
仲のいい人が何人かできて、ご飯を食べに行くようになった。お酒を飲む。カラオケに行って遊ぶ。家に帰るのが遅くなる。
またこのパターン
当時、母が同居していて、遊んで帰ってこない私とだんだん険悪になっていった。
旦那とはもともと会話がなくなっていた。
責められるのが分かっていたから、余計に帰りたくなかった。帰る時間はどんどん遅くなった。
遊ぶに行くのが楽しかった。あきらかに軽躁状態だった。
お酒の負のループにはまっていく。