息子氏が通っていた通級では、人とのコミュニケーションを学んでいました。
学力は問題ないのに、空気を読むことができない、集団の中に入っていけない(というか拒絶)
人の気持ちを考えるなんてまったく考えられない、、という発達障害の息子に
どうやってコミュニケーションを教えるんだろうと思っていたら
脳や心の体操にちょうどいいパズルやゲームっていろいろあるもんで、それで遊ぶのは
子供たちにとってすごく勉強になったようです。
ゲームというとただの娯楽のようですが、ゲームで「勝つ」とか「クリアする」のをゴールとして
想像力をはたらかせ、またそのゲームの最中に他の子と喧嘩にならないようにするには
どうしたらいいか、どう声をかけたらいいか、いろんなことを学ぶんだなということがわかりました。
たとえば「キャット&チョコレート」というゲーム。
パッと見はなんだかわかりませんが、これ子供たち大好きなんです。
「寝坊して遅刻しそう」とか「鍵をなくした」「恐竜に食べられそう」というような問題を
手持ちのアイテムカードでどうクリアするかというものです。
子供って、やっぱり負けそうになると泣きだしたり、パニックになったりする場合もありますが
冷静に楽しく前向きに考えられないとクリアできないのですが、その練習をゲーム中に
することがでいるというわけ。
これ、大人がやってもいいかもしれない、、と思ってしまう内容です。
あとこちらは、「はぁっていうゲーム」。
これ息子も大好きです。
「はぁ」って日常でもだれでも自然と使いますが、そのシーンや感情に合わせて
どんな「はぁ」を言ったらいいのかっていうもの。
大人でも、同じ単語をいっても妙にキツく聞こえたり、意味がとらえにくかったり、
メール中の文字で誤解が生じたりというのは日常で起こりがちですが、
そういう感覚をゲームをしながら身に着けるって大事だなと思います。
自分も誤解する可能性があるし、相手も意味がわからないかもしれない、という
誤解を疑似体験して、誤解を起こさない言い方を考えるゲーム。
家族でやっても楽しいので、これはおすすめ。