リアル世界と霊的世界の仕組みのお話です。
突然ですが幽霊っていると思いますか?
答えは、
幽霊は存在しています。
ではその幽霊はどこにいるのでしょう。
この地球上のどこにでもいます。
地球だけでなく違う星や空間にもいます。
そして貴方の後ろにも隣にもいます。
私は占いの世界にいますが、入り口は占いですが実は霊媒です。
霊媒ですから、その世界を引き寄せてしまい
そういう御相談が多いです。
多い御相談の中から今日は
「幽霊に愛された男」を3部作で発信します。
10年近く前の御相談者様の事で掲載の許可が下りました。
御兄弟でお兄様の御相談です。
独り暮らしの弟の死について霊視で来られました。
弟は心不全で亡くなったそうですが
死因について不思議で霊視を頼まれました。
ここからは怖くないように物語調で書いていきます。
ゆうすけは驚いた。
兄「人間でなければ何ですか?」
お坊さん「わしにもわからんが、狙いはゆうすけ君の魂かもしれん」
ゆうすけと兄は本堂で御経をあげてもらいお祓いをして
お坊さんと3人でゆうすけの家に行った。
お坊さんは御経をあげながら家の周りを三回周り
入口や窓や隙間にお札を張っていった。
そして玄関のインターホンの上からも張り
最後にゆうすけの身体にもお札を張った。
お坊さん「いいか。今日も女はやって来ると思うが絶対に開けて はいけない。家の中に入れてはいけないぞ」
ゆうすけ「はい」
お坊さん「ゆうすけ君が入れない限り幽霊は入ってこれない。
朝になって明るくなったら大丈夫じゃあ」
兄「心配なので私も泊まりましょうか」
お坊さん「いや。これはゆうすけ君だけに見える物の怪で
ゆうすけ君の戦いなので一人で立ち向かわなければ
いけない試練じゃよ」
ゆうすけ「がんばります」
お坊さんと兄は帰っていった。
夜がやって来た。
ゾクッとする程の霊気が辺り一面を包む。
女が現れる時間
静けさの中から
「ひえ~」
女の声が玄関の外で聞こえる。
女「ゆうすけさん。帰ってきているのでしょう。」
女「私よ。ゆうこよ」
女「中に入れて」
女は悲しそうな声で話しかけてくる。
家の周りを回っているようで
色々な出入り口や窓からも聞こえてくる。
女「中に入れて下さい」
女「あんなにも愛し合った仲なのに心変わりしたの」
ゆうすけは怖くて頭から布団をかぶり震えている。
女「ゆうすけさん愛しているのよ。ここを開けて」
女「こんなにも愛しているのに。」
女「恨みます」
外では突風が吹き荒れまるで荒らしの物音がする。
益々怖くなり震えている。
ゆう子の声はか細く
「恨みます」
と何度も家の外の至る方向から聞こえてくる。
時がたった。
一睡もできずにそれは果てしなく長い時間に感じた。
我慢した一夜だった。
小鳥のさえずりと窓の外から明かりがさしこんで来たので
ゆうすけは助かったと思い胸をなでおろした。
玄関のドアを開けに行った。
と、その時外はまだ闇の中の真夜中だった。