Sophia BSC からさようなら | Season of Ghosts Sophia

[This is the translated version of my goodbye letter in Japanese]


BSCに加入して、約2年が経ちました。

こんなに時間が早くすぎるとは、思いもしませんでした。

準備期間の約1年を含めたこの2年間は、たくさんの作業、創作活動、またお気に入りのスーツケースと“私”という名の親友を連れての数え切れないほどの、飛行機・電車・バスの移動を、絶え間なく繰り返す日々でした。

 

それは、学生時代に戻ったかのような感覚でした。熱心に勉強をし、重要な授業を受ける。ズルをせず、隣に座っている人のコピーをしない。

常に、自分の心の声に従い正直であること。これはこの音楽業界にいる以上、とても難しいことであるかもしれません。しかし、私には、このやり方しかありませんでした。

その中での、誰にもコントロールのできない、避けようのない様々な状況の変化。私はこれを“私個人”そして“アーティストとしての私”を次のレベルへと導いてくれるきっかけだと信じ、また、次のステップへ進むための試練として前向きにとらえ、受け入れることにしました。

これが、私がバンドを去るという結論に至った理由であり、またBSCと私にとって、最良の選択だったと信じています

 

バンドに誘われたときのことを、とてもよく覚えています。当時私は、バンドを組んだこともなく、またステージに立ったこともない、いわば、“クローゼットの中で出番を待っているドレス“のようなアーティストでした。

失敗を恐れる一方で、心の奥深くでは、きっとできる、必ずやりとげることができると確信していました。

もちろん、日々自分の限界を押し上げる努力をし、また自分の内なる悪魔と戦い続けてきましたが、最終的に試験をパスすることができたのだと信じています。

 

これは、私を信じて託してくれたバンドメンバーや友人、そしてあなた方一人一人がいなければ、成しえなかったことだと思います。

この夢のような旅の間、たくさんのすばらしい人達との出会いがありました。新たに知り合ったかけがえのない友人たちとの忘れようのない思い出、色とりどりの笑顔、訪れた様々な場所。私は心から、この喜びも悲しみも詰まった思い出に感謝しています。すべての出来事は、必然で、最終目標のための変化だと、この旅の最後の日に思います。

終わり…、時に悲しみに包まれることですが、それは新たなスタートでもあります。悲しむのは、少しの間だけに。だって、明るい未来はすぐそこまできているのだから。

BSCのメンバーはみな、彼らの夢を追いかけ続けます。そう、そして私も。

 

最後に、ファンの皆、またこの突然の脱退にかかわった関係者の方々にお詫びの気持ちを伝えたいと思います。本当に、ごめんなさい。ただ、私を信じてついてきてくれた方たちは、私が途中であきらめたり、また力のすべてを出し切る前にやめてしまう人間ではないということをわかってくれていると思います。かならず、近いうちにまたお会いましょう。

 

宇宙人な私の心からの感謝をこめて。

 

愛と光をあなたへ。

 

Sophia