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歴史散歩の道すがら

まったり歴史散歩の記録。


お初にお目にかかります。利休居士にハマっている者です。

本日は、村田珠光が一休に参禅して以来茶の湯と関わりの深い寺で知られ、利休ゆかりの地としても有名な大徳寺を訪れました。

大徳寺と言えば、利休切腹の一因となった金毛閣の「雪駄履きの利休の木像」があった場所として知られています。利休と懇意にしていた古溪和尚がいたことでも知られています。古溪和尚は、秀吉による大徳寺破却の命から寺を守った人物でもあります。

大徳寺に入り最初に、信長亡き後秀吉が主導権を握るために創建した総見院を拝観しました。

本堂には、開祖の古溪和尚と信長公の像が安置されていましたが、残念ながら撮影禁止でした。信長公の像は、秀吉もよく似ていると認めたもので眼光が鋭く、信長公の意志の強さが現れていました。隣の古溪和尚は、一見柔和に見えますが、武家出身ということもあり、穏やかさの中に秘めた一徹さが感じられました。



利休が秀吉に献上した「侘助椿」



豊公遺愛のわびすけと書かれております。



本堂でお茶を頂きました。井戸から汲み上げた水を使用したお茶は、ひんやりとしており、スッキリとした爽やかな味わいでした。飲むと気持ちがキュッと引き締まりました。



総見院のこの場所、大変気に入りました。
ここに立っていると、心が浄化され、邪念が取り払われるような気がしました。




次に黄梅院を訪れました。ここも中は撮影禁止となっていました。
利休が作庭した、直中庭は枯山水の瓢箪池があり、ゆったりとした心地の良い場所だったので時間を忘れてゆるりとくつろげました。



和尚さんから、ちゃっかり御朱印も頂いて大満足でした。ありがたいメッセージとともに、握手もしてくれ、和尚さんのパワーを頂くことができました。

最後に大仙院を訪れました。大仙院は、秀吉と利休ゆかりの書院があります。そこへ向かう途中に、鶯張りの廊下があります。かつて秀吉と利休がこの廊下を闊歩していたと思うと、歴史の浪漫とやらを感じました。(生意気ですね)
さて書院の障子を開けると、えもいわれぬ香が漂っていて、心が洗われるような感覚に陥りました。(あとでこの香は安物のお線香と判明し、衝撃を受けました)

さて、ここで人生初の座禅を体験しました。お隣さんが叩かれている時のパシーンという音で私はビクッとなってしまいました。いざ叩かれてみますと、音の通り痛さ。しかし不思議と痛みは一瞬で消えてしまいます。叩かれると、背筋がシャンとのびて、心が引き締まりました。(合計4回叩かれてしまいました)
夕暮れ時の座禅は、風が心地よく、木立のさわさわという音色や鳥の鳴き声に癒され、心の根がとろりと蕩けました。

座禅の後は、お抹茶とお菓子を頂きました。大仙院のお茶は三福の茶と言われ、飲むと三回良いことが起きることで知られています。
利休が太閤秀吉に、お茶を振る舞い、その後秀吉はトントン拍子で天下をとることができたためにこのように言われるようになったとのことです。

帰り際には、御朱印も頂きました。



座禅をして頂いた和尚さんと出口で偶然再会し、四方山話をすることができました。
仕事の気合いを入れ直すために座禅しにきた旨を伝えると、会社員でそういった目的で座禅をされる方が他にもいることを知りました。東京の禅寺では、朝仕事へ行く前に座禅へ行かれる方もいらっしゃるようです。

利休ゆかりの地大徳寺を訪れ、禅と茶の湯とに触れ、癒され、ゆるりとした休日を過ごすことができました。
明日からまた、気を引き締めて研修に励んでゆきたいと思います。