アファーマティブアクションは「積極的差別是正措置」と訳される、マイノリティを優遇する制度のことだ。ちょうど調べていたところ報道があった。


今日の日経新聞1面、「大学開国 第5部 入試は変わるか ・・・ 幻の女性枠」の中で、九州大学の入試での『女性枠』案が立ち消えになったという記述である。

予想外の批判の多さに、当初の方針を撤回したとのこと。



これも日本らしさなのだろうか。

米国のハーバード大との対比が書かれているが、米国においても賛否は別れている。しかし、議論を経て導入されているのだ。

ところがわが国では、別の考え方の声の大きさに驚いて、議論を経ずに引っ込めてしまった、と読める内容だ。



冷静に(=反対意見を持つ相手に敬意を払いながら)議論すること。


原発問題を考えるに当たっても、非常に大切だと思う。