【登場人物】
・幼稚園から中学校卒業まで一緒だった幼馴染 A代(名前)
・高校3年間同じクラスだった同級生 BD(あだ名)
ところが今年、A代から来た年賀状にはなんと初めて携帯番号が書かれていたのである。
言葉もなく携帯番号だけ。。。
これ、かけていいの。。。???
迷惑じゃない?
A代、そもそも私のこと、どの程度覚えているの?
三が日が明けて正月気分も落ち着いた1月4日夜。
ちょっとドキドキしたが、SMSでメッセージを送った。
乳がんに罹ったけど今は寛解して元気なこと、できたらLINEで繋がりたいことなど書いて。
すると飛ぶように返事が帰ってきて、そこにはLINEのQRコードが載っていた。
さっそくQRコードを読み込んで友だち追加してスタンプを送った。
すぐに返信が来て、感動の四半世紀ぶりのやり取りが始まった。
「声聞きたい」
って書いたら、すぐにLINE電話がかかってきた
「A代ぉぉぉ~、久しぶり 元気だった」
彼女は昔と変わらないゆっくりした口調で話し始めた。
がんとか大変だったね。知らなくてごめんね。娘が今一緒に暮らしていてLINEは娘にやってもらった。
最近やっとガラケーからスマホに変えた。使い方あまりわからない。LINE、家族以外にやれる友達とかあまりいない。
スマホでは無料の漫画にハマってる、、などなど。
。。。。。。。。。。うん。。。何となく想像してた通りだったんだ。。。
やっぱ今までガラケーだったんだ。。。。。
1時間半くらい話していた。
A代は地元から少し離れた地域に嫁いだせいもあって、私以外に年賀状で交流している小中の友達はいないそうだ。
地元に帰った時に偶然誰かに会う程度の交流しかなく、こうして私とLINEで繋がれたことに同様に感激している様子だった。
そうなのか。
たまに実家に帰ったりできても地元の子供時代の友達との交流って意外とないんだ。
っていうことは、幼馴染との交流が途絶えた自分が変って思っていたことの方が変だったってこと
まさか今までがフツーだったのか。
A代とはこれからはこうしてLINEでつながって、またずっと仲良くできるね、嬉しいねって話した。
私達は知り合って半世紀以上。
もうここまできたら文字通り「一生の友達」だね。
この友情は貫こう
うーん、、会話の内容が完全に中学生に戻ってる。。。。
でもいいや、嬉しいんだもん