JR東京駅丸の内口に貼られているお祝いクラッカー
 
令和元年になって4日目の今日、私は天皇陛下御即位の一般参賀に行ってきた。
おひとり様ですニヤリ
 
一般参賀に行ったのは今回が生まれて初めて。
毎年、一般参賀の様子をテレビで見ていたけど、とてもじゃないけど何万人という人混みの中に行ってみたいという気にはならなかった。
しかし、今回はちょっと無理してでも行きたいと思った。
理由は、この一般参賀はに行われるから。
一般参賀は通常、新年と天皇誕生日の年に2回である。
従って、今までは1月と12月だった。
令和になった今後は1月と2月になる。
平成も令和も一般参賀が行われるのは真冬なのだ。
ってことは、陽気の良い春に一般参賀が行われることはしばらく無いビックリマークのだ。
自分の年齢を考えても、何万人規模の行列に何時間も列び、天皇陛下や皇后様をこの目で見ることができるチャンスはこれが最後かもしれない…。
 
というわけで、今日は晴れたので意を決して実行。
日比谷駅に着いたのが午前9時前で、その後は人の波の流れに沿って日比谷公園の列の最後尾に列んだ。
日比谷公園の新緑は美しく青い空によく映えている…が、警備だと思うのヘリコプターの音がとてもうるさかった。
日比谷公園での列はチョロチョロ動いていて、立ち止まることもあったがそういう時間は短時間だった。
それでもここまでが1時間半、10時半頃になってようやく手荷物検査とボディーチェックのテントまで辿り着いた。
そのちょっと前の地点で、日の丸日本の旗を渡された。
破れにくそうな良質な紙製の小さな旗だった。
 
この分なら11時には間に合わなくても正午のお出ましには間に合うかな…と思ったのが甘かった。
ボディーチェックを終えた後はレーンごとに分けられて、私は第2レーンの列に列んだ。
ここでの待ち時間が2時間弱!!!
さすがにずっと立っていたら腰が痛くなってきたので、砂利の上にしゃがみ込んだ。
キャンプ用の携帯用椅子とか持って入れないから、地ベタにしゃがみ込んで休んでいる人はけっこういた。
起床も早かったから、暑さよりも眠気が勝って何回もウトウトしちゃうしzzz

この動画、レーンで待っている間に撮ったもの。
二重橋を渡っている人の列もまったく切れないですごいのだが、さらにその向こうにも人の列が動いているのがわかるだろうかあせるあせる
とにかくすごい人、人、人チーン
 
私のいる第2レーンは12時過ぎてようやく動き出し、ここからはゆっくりだがノンストップで二重橋を渡って皇居正門の中に入ることができた。
そして、やっと待ちに待った午後1時の回(4回目)の一般参賀に臨むことに照れ
注意喚起と進行案内のお姉さんのアナウンスが流れる中、一般参賀が行われる宮殿の長和殿(ちょうわでん)のベランダの前にようやく到着した。
ベランダの左側寄りの、前から真ん中より少し前くらいの所に場所を取れた。
長和殿のベランダは思ったよりも長くないし、そんなに大きな建物には見えなかった。
なので、お出ましになってもけっこう見えるかな…と思って内心ラッキ~音譜と喜んでいたのだが…。
 
1時ピッタリにお出ましになった時、周囲が「おおっ、お出ましになった」とザワついてくれなければ気が付かなかったアセアセ
というのも、ガラスの向こうにいる皇族方が非常に小さくて、色鮮やかなお召し物をまとった小人を見ているみたいな小ささでガーンガーン
そうなのだ、忘れたわけではなかったが、ここは宮殿だった。
天井が高いのである。
遠目から見ればわからないが、おそらく4~5メートルはありそうな高さで、それを下から見上げているわけだから陛下や殿下が小さくしか見えないのだ。
それでも、前の人達の隙間から何とかお姿を確認することができた照れ
 
お出ましになって、すぐに天皇陛下のお言葉があった。
しかし、ボリュームが小さくてアナウンスのお姉さんの声の方がよっぽど大きかった何となく聞こえたという感じで笑い泣き
周囲もそうだったのか、シーンとして聞き入る感じではなく終始ザワついていた。
そしてお言葉が終わった様子を察して、手に持っていた日の丸を高く掲げパタパタと一生懸命振った。
 
たぶん左から秋篠宮皇嗣殿下、天皇陛下、雅子皇后、紀子妃殿下、佳子内親王殿下
このブレブレの写真が今日の唯一の成果笑い泣き
 
お出まし自体は10分もなかったと思う。
4時間も待ったわりには呆気なく終わったのだが、それでもこういうことはその時にその場にいるという気分と実感が大切なので、とても有り難い時間だった。
 
帰りは坂下門から出た。
また、出るのも列んで一苦労で滝汗
 
坂下門に近い日比谷公園の中に参観記念の皇居のお土産屋さんのテントが列んでいたので、菊花紋章入りのカステラを今日の記念に買ってきたニコニコ
私はカステラ大好物爆  笑
 
 
今日は疲れた。
でも、一生の記念になる日になった。
今の天皇陛下は年も近く、私にとっては自分の時代の天皇陛下になる方だとずっと思ってきた。
雅子様も皇后様になって表情が明るくて私達もその笑顔に魅了される。
どうかお二人を始め皇族の皆様がお健やかでいてくださいますように、国民の一人として心から願っております。
 
今日一日という日に感謝します。