遅くなったが、抗がん剤治療で処方してもらった薬をまとめてみた。

 

薬の処方については、それこそ医者によって様々らしい。

頼んでもいないのにたくさん処方してくれる医者もいるようだし、私の主治医のように頼まなければ吐き気止め程度しか出してくれない医者もいる。

抗がん剤を始める前の人達のブログを読んでいると、どんな薬をもらった方がいいのか、もしくはもらわなくても大丈夫なものなのか…という疑問を持つ人が多いと感じたので、今回まとめてみることにした。

参考にしていただければ嬉しいです。

 

花花花 処方薬まとめ 花花花

この後、乳がんを患い、不本意にも抗がん剤治療をしなければならなくなった女性の方々に向けて、このまとめが少しでも役に立ち、勇気を持っていただけたら嬉しく幸せに思います。

 

がんの部位乳がん

抗がん剤の療法:TC療法(ドセタキセル+シクロホスファミド)

期間:4クール(3ヶ月)


1 デカドロン…吐き気止め

抗がん剤投与の翌日と翌々日の朝食後に飲む薬。

これはマスト服用で処方。

 

2 牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)…痺れ防止

TC療法で使う抗がん剤のドセタキセルは副作用として手足に痺れが出ることもあると聞いて、私はそれだけはどうしても避けたかった。

手が痺れてPCが使えなくなったら仕事にもならないし、PCは私にとっては生活全般でも大切なツールになっているから。

そこで、自分で経験者のブログをたくさん見て回って、調べ尽くして出てきたのがこの薬!!

ツムラの漢方薬で、痺れ防止にはよく使われるらしい。

痺れ防止には漢方薬以外の薬ももちろんあるし、どの薬を使うかは医者の好みにもよるだろう。

私はどうしてもこの薬にして欲しかったので、メモに手書きで「牛車腎気丸」と書いて主治医に見せた。覚えられないからぼけー

「ああ、これね、はいはい」って出してくれた苦笑

漢方薬なので抗がん剤投与日の夕食後からラストケモの3週間後まできっちり服用。

おかげで痺れはまったく出なかった。

※薬の効果は人によるので参考程度にしてください。

 

3 エリーテン…吐き気止め

マストのデカドロンと違って、こっちは胸焼けや胃もたれなどのムカムカを感じた時に飲む薬。

私の場合はほとんど飲まずに済んだ。

 

4 カロナール…痛み止め

はっきり言って効かなかった汗汗汗

たくさん処方してくれたけど余りに余った。

 

5 ロキソニン…痛み止め

カロナールよりも強い薬。

痛み止めならこっちの方が断然効く。あくまで私の場合は。

ただしカロナールよりも強い薬なので、薬を飲んで胃が痛くなるタイプの人は胃薬と一緒に飲んだ方がベター。

 

この使い方が良いのか良くないのかはわからない、とはっきり前置きをしておく真顔

私は2クール目以降、抗がん剤投与日から1週間~10日間ほどは、就寝前に必ずロキソニンを飲んでいた。

そうすると翌日は倦怠感や痛みもなく普通に過ごせた晴れ

結局、最終クールまでロキソニンはこの飲み方を通して、おかげで倦怠感、関節痛などの痛みはほぼ無く、頭痛や発熱があってもかなり軽く済んだ。

この飲み方の考え方の元になったのは歯科医での治療。

抜歯した後とかって痛くなる前に飲みなさい、痛くなくても家に帰ったらすぐに飲みなさいって必ず言われたことを思い出して。

今回もそうしてみたら意外と効果があったので驚いた。

ただし、抗がん剤が抜ける時期が過ぎて何ともなかったら服用は止めること!

それから、この飲み方をしてみたいって方は必ず医者に自分で相談・確認をしてください。

 

 

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主たる処方薬は上記の通り。

その他に処方してもらった薬もあるけれど、それはすべて対処療法でもらったものである。

最後に、患者の持病や状況、担当医の考え方によっても処方される薬は違うことはご承知いただきたい。

 

TC療法治療中の方、これからTC療法を始める方の副作用が軽く済むことを祈っています。