今回は、がん告知を受けた4月9日に帰宅してからの話と、翌10日のネイルサロンの話です。
まず、がんの告知を受けて帰宅して一番に私が何をしたかというと、保険金がどのくらい
下りるかの確認をしました(^_^;)
私は睡眠障害や緑内障を患っていて日常的に医者に通っています。
睡眠導入剤がないと眠ることができず薬は欠かせません。
従って、今は新たに保険に入ることができません。
そんな私が睡眠導入剤を飲み出す前に、入っていたのが医療保険とがん保険です。
がん保険は元々は10年の定期保険で、保険料は安いし保障も良いし簡単な告知で済む
手軽さで、がんになる予定なんてさらさらないけど母親もがんで死んでるし念のために入って
おこう…程度の気持ちで38歳で加入しました。
がんのリスクは40代からが大きくなる、なので、とりあえず10年くらいなら人生の必要経費と
割り切れる無理のない金額だったことが加入に踏み切れた理由です。
月額で2,500円弱。
これが5,000円くらいの掛金になっていたら、「罹る予定のないがんのために」加入すらも検討しなかったと思います。
この保険が48歳で切れる数ヶ月前、商魂逞しい保険会社から新しい保険契約の勧誘の
電話が掛かってきたのです。
内容は、保険料は上がるけど無告知で同じ内容の契約が終身で継続できます、いかがですか?と。
もう普通に保険契約が結べない私に無告知で生命保険が継続できるというのは、とても甘い
勧誘です。
私はその時点でこの保険商品で変更できる色々なプランを考えて、結局、ほぼ同じような内容で契約更新をしました。
その保険が今、大変残念なことに役に立とうとしているのです。
人間は健康が一番の財産です。
普段の生活に支障が出ないフットワークの軽い生活ができる
ことこそが一番の幸福です。
がんになって保険金をもらっても、まったく嬉しくはありません
とはいっても、高額療養費制度があるにせよ、
保険金が出る有難味を今、非常に痛感しています。
がんは切り取ってお終い…って人もいますが、多くの場合、術後の治療に時間とお金を
費やします。
その時にまとまった金額を受け取れるのは、とにかく非常に心強い
なかには保険適用の効かないものもたくさんあります。
まあ、まだ入院前なので請求もしていないし保険金が支払われたわけではないので、
保険金のことは今回はこれくらいにします。
保険金やがん保険については、また機会を改めて書きたいと思います。
この日の夜は、帰宅した主人に医者から言われたことを伝えて終わりました。
どのような選択をするかは、金曜日の乳腺専門の先生の話を聞いてから決めることに
しました。
こういう時に取り乱したりせず、冷静に落ち着いて物事をしっかり受け止められる主人には
本当に感謝しています。
翌日の10日火曜日は、月1回のネイルチェンジの日でした。
私はネイルデザインにこだわりがあり、いつも最終時刻に予約を入れてゆっくり時間をかけて
丁寧に仕上げてもらっています。
しかし、今日からはそれもできません。
9日の日に入院するからオフだけでいい旨を伝えておきましたが、その日の予約は私だけ
だったので、ゆっくりと話ができました。
嬉しかったのは、ネイルができない爪をきれいに磨いてくださったことです
お気遣いに感謝します。
今月の私のネイルデザインのためのサンプルのチップも作って下さっていたのに
今度、いつジェルネイルできるのか…。
早く大好きなジェルネイルができるように、私も治療を頑張りたいと思います。
毎年春は、さくらネイル。
もちろん、ネイリストさんの手描き