6月6日 
《眼識》①(安岡正篤)

人間というものは妙なもので、内省を深めるようになると中味ができてきますから、自ら風采、態度が変ってくる。即ち大分できてきたなということがわかる。といってもわかるためにはこちらにも、 即ち観る方にも学問がなければならぬ。学問をしなければ、人を観る目が