6月1日 
《緑のオアシス》(安岡正篤)

要するに、人々がこれ一人を無力なもの、ごまめの歯ぎしりと思わず、如何に自分の存在が些細なものであっても、それは悉く人々、社会に関連していることを体認して、 まず自らを良くし、また自らの周囲を良く し、荒涼たる世間の砂漠の一隅に緑のオアシスを