先月受けた漢検の準1級は無事に合格していて、昨日合格証書が届いたよ
準1級の漢字は勉強する前はチンプンカンプンだったよ
故事成語や四字熟語は、漢語の世界だったよ・・・孔子とか孟子とか・・・
でもおもろいの
たとえば孟子のお母さんの教育ママっプリは四字熟語になってるほどすごいんだよ
「孟母断機」っていう四字熟語は、学問をやめて戻ってきた孟子に対し彼の中途半端な行為の見せしめとしてせっかく織っていた機織りの糸を断ち戒めたことから、やりかけた仕事を途中で投げ出すのを戒めるという意味でつかわれてるそうだし、
「孟母三遷」っていう四字熟語は孟子のお母さんが墓場の近くから市街地へ、さらに学校の側と息子のために環境を考え、三度遷った故事から(墓場の近くに住んでた頃は葬式ごっこ、市場の近くに住んでいたころは商人ごっこ、学校の側に住むようになったら学生のやっている祭礼の儀式や礼儀作法を真似するようになってやがて学問を志すようになったんだって)、母親が子供の勉強の環境に合ったところを選ぶこと、子どもの教育には環境が大事だという意味になってるよ。
あとは
「孔子之孫」
読んで字のごとく、孔子顔した分別くさい男のたとえ。物知り顔で学者ぶった、しかつめらしい者をいうんだって
本当の孔子のお孫さんだった人がかわいそうだよ。リアル「孔子之孫」は、子思という儒学者だといわれているそうです。
とかいろいろ一人ツッコミしながら、古きをたずねて新しきをしる楽しみを味わったりしたのでした、温故知新温故知新
テカテカ、こういうのをはじめとするやたら難しい四字熟語って、絶対会話では使わないだろうよ><
会話で使いだしたらそれこそ孔子之孫になっちゃいそうよね
だけど新しい「言葉」を覚えることは、新しい「概念」に出会うこと・・・ダカラ
未知との遭遇だね。。
新しい概念を持った自分に出会えるってことかな・・・
今年は英会話をしたりTOEICを受けたり、中国語にも興味を持ったり、漢検だったり、語学学習に満ちてたよ
だけど、さくらこは法律を「磨穿鉄硯」モードで頑張るべしだよ
磨穿鉄硯・・・中国五代の桑維翰(そういかん)が、鉄の硯がすり減るまで猛勉強を続け、念願の科挙(中国の官吏登用試験)合格を成し遂げた故事から、強い意志をもち続け、物事を達成するまで変えないこと。また、学問にたゆまず励むたとえ。
これからも、漢検合格の目標を掲げて勉強を楽しんでいる私たちのためにも、漢検協会はクリーンな漢検協会であってほしいです
刑法