それまで私は俄然という言葉を調子よく間違った意味で使う人に対して一言申したかった こぺん

「断然」とか「絶対」とかの意味と混同して使っている人にこぺん

意味をよく考えてからモノを言ってってこぺん


ここでのポイントは「調子よく」ということこぺん


「調子よく」使っていなければ私もああ、まちがえちゃったんだね、とあたたかい気持ちで見過ごせたのだけどこぺん


私が俄然という言葉を日常生活内で耳にしはじめたのは大学にはいったくらいのとき大体4、5年前こぺん


一番最初に当然のようにその言葉を使う人を目の当たりにしたとき私はびっくりしたみいら


言葉の誤用はよくあることだけどここまでわかりやすい誤用って初めてだったからこぺん


実際に「俄然て使い方間違ってない?」と言ったら、「うん、知ってる。」と返答されたこともあった・・あららこぺん


わかってるならなんで使うのと思うし。。。はやり言葉を流行の使い方で使いたかったのかな?



・・・いきなり・・・とか突然・・・とかそういう意味だと教科書には書いてあったはずなのにこぺん


断然どころかもっとありえない意味にまで転じてしまった俄然も何度耳にしたことだろうみいら


ノリで軽く使っているのはわかっていたこぺん2こぺん2


・・・と、ここまで俄然についての所感を過去形で書いてきたわけですが。。


さくらこの俄然に対してこだわってたその気持ち、いまや変わってしまったのかとお思いの皆様それはあたり電球

じつはね。。

若者に影響力のある人気歌謡曲の歌詞に限らず、

ついに先日・・・!!

某キー局の朝のニュース番組のアナウンサーまでもがニュース紹介の際に明らかに誤った使い方をしているのを聞いてしまったからです!!

この瞬間、私は、私自身の、「俄然」に対する本来の意味への執着が放たれた、と思いました。


友達同士や若者言葉として使ってる程度なら私だって俄然についてブログに書くまでもなかったよ。

でもアナウンサーの「俄然」を聞いたとたん、大げさだけど、これは私の思想を変える一大事だと感じたの。

もうこれはしょうがないことなんだと時代への抵抗をあきらめるほうが賢いのかなって汗いちいち心に引っ掛からないで気持ちよく毎日をすごすために。

アナウンサーまでそう使うんだったらって。

日本語のプロのアナウンサーも失敗はあるだろうけど、でももうこんなに世の中にありふれすぎた今

俄然の誤用について抵抗感を持つのは文頭の記述をもって過去形にするって決めたの。


誤用が転じていって本来の意味と違う意味で私が普通に使っちゃってる言葉も広辞苑を調べたらほかにもいっぱいあるし。。私がここでいくら俄然という言葉に抵抗感を持ち続けていても、時の経過とともにどんどん俄然は俄然でなくなっていって新しい俄然に変容していってしまうんだ。

かなしいけど私が時代に合わせるしかないんだよね。

うん悔しいけど。

それは言葉以外にも言えるよね。



でもねぇもし俄然の用法の認識の違いのせいで保守的な人とイケイケな人との間のなにか重要な取引に錯誤があったらあどうする・・・と思った!!!


民法

 (錯誤)

第九十五条

意思表示は、法律行為の要素に錯誤があったときは、無効とする。ただし、表意者に重大な過失があったときは、表意者は、自らその無効を主張することができない。



俄然100万円で!!!とか俄然ありえる????(←早速)