一昨年の夏休み、私は仕事を辞めました。
学校に行こうとすると、息が苦しくなり、手足がしびれたり、胃潰瘍になりものが食べられなくなってしまいまして。

夏休みの間にフェイドアウトした形で、こども達にちゃんと挨拶もせずに、先生方の中でも本当の理由を知っているかたは少なく、表向きには「父の介護」にしていました。

学校はたくさんあるのに、たまたま娘も同じ学校に配属されてしまい、途中で投げ出してしまった私のせいで、娘が嫌な思いをしないか心配でたまりませんでした。

娘は私とは関係ないということで、勤めています。
校長、副校長とあとわずかな先生だけが知っているだけです。

幸いなことに娘と私は似ていないみたい(笑)


辞めた当初はフラッシュバックして動悸がしたりしていましたが、今では娘から、子ども達の成長の様子を聞くのが楽しみで、仕方ありません。

そんな中、3月で退職される専科の先生と、たまたま娘が話す機会があり、私も大好きな先生だったので、娘が「おととしいた〇〇というものを覚えていらっしゃいますか?」「いい先生だったわぁ、辞められて残念だった。」と、言われたと娘から聞いて、嬉しくて涙が出そうになりました。(もう辞められるので、娘であることを話したそうです)

今は難しいですが、また子どもと関わる仕事がしたいと、前向きな気持ちになれました。

でも、アラ還じゃあ雇ってくれるところがないかしら?(笑)