冷蔵庫をあけて

冷蔵庫をあけて

まいにちの中で、思ったこと、感じたこと、好きなこと

などなど・・。

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だいたい2ヶ月に1回、ヘアカットに行く。


今回は手術後初めてだ、前回パーマをかけて今回は伸びて扱いに困るようになったので


ちょこっとレイアーをいれてもともとのパーマのカールが復活しやすいようにしてもらった。


前回、自我をもってのか??と思うほどの謎のカールを帯びてきた前髪に、だれがご主人かわからせるため


ストレートパーマを前髪にかけたにもかかわらず、術後の間にまた伸びて、かけてないのにカールがまた


復活した。


ストレートをかけていたときは、さも扱いやすい素直なストレートヘアを装っていたが


私と担当の店長だけが知っている、そう私は癖気なのだ~!!


なのでパーマでカールさせたのも癖を生かすためだったが


前髪よ!お前にその自由を与えた覚えは無いぞ!


ということで今回は癖が出ない1歩手前の長さに切りそろえた。


また2ヵ月後に出てきちゃう??と担当の店長さんに聞くと、出てきちゃうでしょうね・・・と


当たり前でしょといわんばかりに言われた。


だよね~。


そして今回のリクエストのひとつは、そう!そう!そう! 


白髪染め。


あの、ちょりっと発見してしまう真っ白な1本。


最近お見かけ回数が増えてきたのだ。自分で染めるのも面倒なのでお願いした。


出来上がって、これでしばらくは、こんにちはしませんよ~。と


どうだ、満足したじゃろう的に店長は私に言った。


髪もこれでばっちりにしてもらったし


薬でパンパンに浮腫んだ顔も、ようやく普通??になって


気分的にも病気じゃないかんじの自分、という外見になってるかも??とうれしくなった。


ちょっと疲れたけど、気分はかなりアガッたので充実した一日だった。


お疲れ様でした。

病院で知り合った友人と、待ち合わせてランチを食べた。

すごく寒くなったし、雨もふっているので、都内じゃない友人は嫌がるかな~と心配していたけど

前日に逆に”大丈夫かな”と私の都合を確認してきた。


彼女も久しぶりに昼から仕事を休んで、気分転換したかったみたい。

非日常的な事が新鮮で少しテンションがあがる、っていうことなのね。


わかる気がする。彼女の日常は仕事の疲れやストレスが多いみたいでけど

例月の今頃は私もそんな状態なんだろな~きっと。


彼女の希望でミッドタウンでピザを食べ、クリスマス気分にひたる一番手っ取り早い場所として

ヒルズのクリスマスショップに行った。


ドイツ製のクリスマスグッズが売っているのだ。


クローブのいい香のするミニリースやミニブーケ、クリスマスのオーナメントがいろいろ売っている。

買う買わないは置いておいて、かわいいね~、これが好きだな~とか言いながら見てるだけで

なんだかわくわくするのだ。去年、精神的に盛り上がらないクリスマス前に、ココへ来て少し癒されたのだった。

彼女も楽しそうに見ていたけど、やっぱり気に入ったのを見つけて買っていた。


そう、自分のお気に入りをちょっとずつゆっくり増やしていくのって楽しいよね、といって。

私もいろいろ考えてクリスマスのちょっとしたプレゼントをいくつか選んで、お茶をしてあったまることにした。


病気という共通点が無ければ知り合わなかったし、友達関係にもならなかっただろうねと

シミジミ思いながら、いろいろおしゃべりをした。


私からいい刺激を受けたといってもらえて、私もそんなものを誰かに与えることが出来るようになったんだね~と

帰り道もシミジミ思った。







髪を切って、眼鏡を受け取りに見せに寄った。

家に帰って眼鏡で本を読んだら、今までの見にくい字が

普通に読めた。当たり前だけど・・・。


病気になってから、字を見ても一字一字確かめるような感じで読んでいたが

普通に目に入る。そして同時に読める。


これで、気にしていた問題がすこ~し解決したので

なんとなくうれしくて本をいろいろ広げて読んでみた。


会社から送られてきた書類や資料も、すっごく小さい字がはっきり見えた。

自分に合った眼鏡を作ってホントによかった、と思った。


遠視に傾いてしまったのは、病気のせいではなく、老化といわれ

ちょびっとショックだったけど、見えるから、ま、いいか~と思った。


これから、私の必需品になるのね~。





夏の帰省のときに、お義母さんとメルアドを交換した。


メールが出来るようになりたいというお義母さんに、なるたけわかりやすく説明して


紙にも書いてきたけど、送ったメールは読めてもなかなか送ることが出来ないみたいだった。


以前送った手作りパンも、メールでお礼を伝えるのにチャレンジしてくれたみたいだけど


届かなかった。



間違えても、何度もチャレンジしてみてね。。。と言っておいたけど


あれからやはりメールは送るけど、なかなか送れないようだ。


離れていては相手のことは、わからない。


彼女がメールをどんな風に受け取っているのかは、想像するしかない。


突然、彼女からメールが来た。


題名にしか、文章は入っていなかった。きっとパンが以前着いた時に


メールでお礼をしようとしてくれたのだろう、そのメールが1ヶ月後くらいに来た。


これも推測だが・・・彼女はきっとあれから何度も試みているのだろう。


私がそういったからでもなく、彼女はメールができるようになりたいのだろう。


そして、この日もいろいろボタンを押しているうちに


このメールは偶然に近いのか、私に届いた。


さっそく返信した。


間違って届いたにしても、うれしかった。


届いたよと教えてあげたかった。


お義母さんのことはきっとこの12年でも


知らないことがたくさんあるけれど、ダンナは梅干と梅酒を、カラダが弱くなっても


つくることが自分の母は唯一の楽しみなのだろうと、以前言っていた。



お義母さんの梅干は、ウチの冷蔵庫に3代目までビンに分けて保存されている。


家でつけた梅干の目が覚めるようなしょっぱさは、ダンナにとっては懐かしい味だ。


私も、一緒に食べてこの味に懐かしさを感じるようになってきた。


だから書いたのだ、二人とも梅干食べて、元気でいるよと。


そして今日、4代目が届けられた。


ネスカフェの特大のビンにたっぷりと入っていた。


いつものように、手紙はなし。


義理の母との距離がぐっと近くなったような気がした。



眼科の検査があったので、遅めの昼に会う約束があった。


久しぶりに会う人は、目友達だ。


最初の入院で知り合ってから、ポツリポツリと間を空けて会う・・・のが


1年続いている。


今日も彼女は中国語の学校で学んだ後、大きなかばんを提げて待っていてくれた。


目の状況をはなしたりする中、最初は久しぶりでぎこちなくても、だんだんと


自分の気持ちを率直に話すようになるものです。


本音なんだけど、ちょっと言えないな~と思うケースはたくさんあるもの・・・・。


言える相手は直接関係無い、第三者だと言いやすい。


悔しさや、怒り、嫉妬、不満という思いをもてあましていても


ちょっとした角度から見方を変えてみると、下がる溜飲もあるものだ。


自分の思いにがんじがらめになると、負のスパイラルにはまったするけど


誰かに本音を聞いてもらって、相手の話を一度キャッチする気持ちがあれば


負のスパイラルから脱出するヒントになったりもする。


自分もそんな経験をしたときは、友人の話を聞ける心の余白があったのだろう・・・。


だから


本音部分の話をするには、意見を聞けるという余白がこんな風に少しある状態が


いいなあと思った。


がんじがらめになりすぎて、何を言ってもだめ・・・な状態だと


逆に、話すほうも聞くほうも辛いものだ。


付き合いがまだ浅いのも、加わって相手の言葉を聞き入れる姿勢がお互いあるか


ら、余計にそう思ったのかもしれない・・・。


話しながら、ふとそんなことが強く残った。


お互いのいろんなエピソードを持ち出して、話をする中、


仕事への意気込みを聞かれたけど、


正直その前に手術!って感じかな~。仕事が出来るようになって初めて


感じることが出来るかな~というのが、本音なのよと言うと


それもそうfだと、彼女も笑った。


別れ際、いろんな話を聞かせてもらってよかった~と彼女は言ってくれた、


恐縮した私としては半分くらいにして聞いてくれるとちょうどいいかも・・・笑って返した。