山野井泰史さんが、ご自身の著書に

書かれていたこと、を思い出してました。
 

 

『山で死んでも許される登山家』

 

 いつの日か、僕は山で死ぬかもしれない。

 死ぬ直前、僕は決して悔やむことはないだろう。

 一般的には「山は逃げない」と言われるが

 チャンスは何度も訪れないし、やはり逃げていくものだと思う。

 だからこそ、年をとったらできない、今しかできないことを

 激しく、そして全力で挑戦してきたつもりだ。

 かりに僕が山で、どんな悲惨な死に方をしても

 決して悲しんでほしくないし、また非難してもらいたくもない。

 登山家は、山で死んではいけないような風潮があるが

 山で死んでもよい人間もいる。

 そのうちの一人が、多分、僕だと思う。

 これは、僕に許された最高の贅沢かもしれない。

 

 

 

世界的クライマーと言われる人たち、

 

平出さんも、中島さんも

きっと、このように思われて

新たな挑戦に向かわれたんだろうと思います。

 

 

気さくで和気藹々としたお二人の映像を

また見返して、胸を熱くしたいと思います。

 

平出和也さん、中島健郎さん

こんなド素人の私にも

感動をありがとうございました。

 

 

 

山野井泰史さん、

こんな映像がUPされていました。

 

【無心】

 

 

 

山登りは夢なんだ。それこそ世界中に夢がある。

その辺の河原の石ころからヒマラヤの8000メートルまで

まさに夢が無限にある。

だから自分は一生、夢を見続けられる。

 

     ソロー単独登攀者 山野井泰史ー