昨夜テレ朝で放送された

『ブラック・ジャック』

 

 

高橋一生さん、

冷徹さの裏に秘めた温情。ブラック・ジャックの人となりを

巧みに演じておられました。

さすが…!

 

 

 

法務大臣の息子が、海外旅行中に自動車事故を起こし
臓器移植をしなければ助からない状態に。
父親はドナーを探し、ブラック・ジャックに手術を依頼する。

交通事故で崩れた鉄骨の下敷きになってしまった男の子。

ブラック・ジャックは、挟まれた両腕を切り落とし

再生手術を施す。

顔面が醜く変貌してしまう「獅子面病」の妻を救ってほしいと依頼する夫。

妻は、安楽死を考えている…。

 

 

連載50周年になるんですね。

半世紀も前に描かれた漫画なのに、

今の医療について、とても考えさせられる。

 

 

ピノコ役の永尾柚乃ちゃん、

キリコ役の石橋静河さん、

「獅子面病」患者役の松本まりかさん、

早乙女太一さん、奥田瑛二さん

 

素晴らしいキャストで、魅せてくれました。

 

 

こんなセリフも。

世の中、けっこう漫画なんだよな。

カルト団体と政治家がべったりとかさ。

真っ黒に塗られた公文書とかさ。

証拠データ破壊なんてのもあったな。

 

 

 

 

『ブラック・ジャック』といえば

4月にBS12で放送された

『ブラックジャック劇場版』も、観ました。

(1996年公開 93分)

 

 

オリンピックで驚異的な新記録を次々と出す

「超人類」のお話でした。

脳内ホルモン「エンドルフィン」の分泌を爆発的に亢進させ
超人類を作り出す「エンドルフアーム」という新薬。
しかし「進行性多臓器不全」という副作用を伴い、感染する。


 

 

 

実際に中国で、

ゲノム編集で遺伝子を操作した子どもが生まれたという番組を見ましたが、

科学ってどこまで人を自然から隔離してしまうのだろうって、

怖くなります。

 

 

手塚治虫さん、

まだ『ブッダ』が手元にあるので

読み返したいのと

 

未読のままの『火の鳥』があるので

これも読みたいと思っています。

(ただ、いつになるか…)