猫の日(2月22日)に放送されていた

BSシネマ

『ボブという名の猫2 幸せのギフト』観ました。

(2020年イギリス)

 

 

『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』は

2017年でした。

 
親にも見放され、ホームレス同然、
薬物中毒のストリートミュージシャンが、
怪我をした一匹の野良猫と出会って、再生していくお話でした。
 
 
 
それに続く2作目。
一躍ベストセ ラー作家になったジェームズと、相棒のボブは
出版社のクリスマスパーティーに出席した帰り道
 
路上演奏の違反で警察官に取り押さえられているホーム レスの若者ベンを助ける。
何もかも投げやりになっているベンに、ジェームスは
彼と同じように、路上で過ごした数年前のクリスマスの話を始める。
 
 
ボブを連れて、路上で演奏するジェームスは
動物福祉担当職員に目をつけられ
虐待を疑われ、ジェームズとボブは引き離されそうになる。
 
 
動物福祉局。
 
石田ゆり子さんが出演していらした番組
「世界の犬と猫を抱きしめる~イギリス編~」を
以前見たのですが
イギリスって、動物愛護の最先端をいってるんですよね。
 
虐待疑いがあれば、その家を訪問し
飼育環境を確かめ、
状況によっては、強制的に保護できる。
 
日本も、もう少し動物に優しい国になればいいのに
って見ていましたが
 
 
 
この映画に出てくる、動物福祉局の担当者は
ジェームズが、ホームレス同然であるが為
ペットの飼育には不適格!のレッテルを貼り
勝手に、ボブとジェームスを引き離そうとする。
 
猫の方ばかりを見て、人の方を見ていない。
 
 
ボブが、犬に怪我をさせられたり
病気になったり…
病院に連れて行ったり、
看病したり…
 
ボブは、こんな自分と一緒にいて
幸せなんだろうか?って、悩むジェームズ。
 
ボブは保護された方が、幸せなんじゃないか?って。
 
 
動物福祉局が動き出した、時。
 
 
ちゃんとジェームスとボブを
見てくれていた人がたくさんいたよね。
 
 
雑貨店のおじさん…
ボブとジェームズを見守ってきたボランティアの女性
動物病院の先生
ビッグイシューを売る男性
ジェームズが助けた女性(実は有名なシェフだった)
 
その他にもたくさん、
路上で暖かく見ていた人たち。
 
 
クリスマス一色の街
ジェームズとボブを、笑顔で取り囲む人々。
 
とっても温かなクリスマスに
胸が熱ーくなりました。
 
ボブちゃんの名演技に感服です。
 
 
ボブはまさに
ジェームズに処方された猫ちゃんだったんだね。